宝塚記念に見たレーンの神騎乗

レース回顧
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第60回宝塚記念は3人気のリスグラシューが、並み居る牡馬をなで斬りにしました。やや力のいる馬場をものともせずに2着キセキに3馬身差の圧勝。リスグラシューの強さが目立ったレースでしたが、鞍上のレーン騎手の好判断・好騎乗があった結果でしたね。

 

レースでは、リスグラシューが馬なりで先行したとき、有馬記念でハーツクライがディープインパクトを破ったレースが頭をよぎりました。そして、4コーナーで馬なりでキセキに並びかけて後続をちぎってしまった。キセキの単勝をもっていた僕は、スタートで行き脚が付かないキセキを川田が押っ付けているのを見て「これはやばい!」と思い、リスグラシューが番手につけるとやられたと思いました。

 

リスグラシューはG1レースで2着5回と勝ちきれないレースが多いですが、エリザベス女王杯をモレイラ騎手で勝ち、その後は国内外で勝てないまでも善戦していました。その間の鞍上はシュタルケ、マーフィーと乗り替わりがあっても堅実なレースをしていました。そして、今回もレーン騎手に乗り替わりでの勝利。父ハーツクライもルメール騎手とのコンビで覚醒し、有馬記念、ドバイシーマクラシックを勝ちました。

 

リスグラシューも、父ハーツクライと同じように晩成型なのかもしれないですね。今年の秋は春のグランプリホースとして、G1戦線を沸かせてくれると思います。

 

 

 

 

 

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