7月13日と14日、今年もセレクトセールが行われました。グリーンチャンネルやネット中継で見ていた方も多いと思います。僕は毎年、セールの結果を手元のExcelにまとめているのですが、今年はそのデータをClaude Codeに渡して、集計から可視化まで一気にダッシュボードにしてもらいました。
数字を眺めているだけで面白いセールだったので、今回はその総括です。
総額334.8億円。また記録を更新しました
まず全体の数字から。上場509頭のうち落札されたのは478頭で、落札総額は334.8億円(税抜)。昨年の327億円を上回って、2年連続で史上最高額の更新です。平均価格も7,005万円まで来ました。
主取(売れずに販売者側が買い戻すこと)は31頭で、主取率は6.1%。あとで歴代の記事でも書きますが、昔は3割以上が主取だった時代もあるので、いかに今が売り手市場かが分かります。
最高価格は4億2000万円
今年の最高価格は1歳牡馬のヤングスターの2025で、4億2000万円。父はイクイノックスです。買ったのは(株)ダノックスでした。
当歳のトップはヤンキーローズの2026の4億1000万円。こちらは父キタサンブラックで、エムズレーシングが落札しています。
個人的に目を引いたのはデアリングタクトの2026ですね。無敗の三冠牝馬の仔(父イクイノックス)が3億3000万円。販売者が岡田スタッドというのも、いろいろと感慨があります。
種牡馬ランキングは父仔ワンツー
種牡馬別の落札総額を集計すると、こうなりました。
1位はキタサンブラックで46.8億円(32頭)。2位はイクイノックスで41.7億円(28頭)。父仔でのワンツーです。イクイノックスは産駒の平均価格が約1億4900万円で、頭数を絞りながらこの総額ですから、市場の期待の大きさが数字に出ています。
3位以下はキズナ24.1億円、エピファネイア21.2億円、エフフォーリア18.9億円と続きます。エフフォーリアは15頭で18.9億円、平均1億2600万円ですから、実はかなり買われています。1歳ではレディフォグホーンの2025が3億9000万円、プティフォリーの2025が3億3000万円と、高額上位の常連でした。
購買者のトップは藤田晋さん
購買者別では藤田晋さんが22.1億円でトップ。2位が(株)ダノックスの21.6億円、3位がANIMAレーシングの14億円でした。このあたりの顔ぶれと金額を眺めるのも、セレクトセールの楽しみのひとつですね。
1億円以上が84頭
価格帯の分布も見ておくと、落札478頭のうち1億円以上は84頭で、全体の17.6%。今や6頭に1頭は億超えという計算になります。セッション別では当歳が228頭で158.2億円、1歳が250頭で176.6億円と、1歳側がやや優勢でした。
ダッシュボードにしました
で、これらの数字を全部盛り込んだダッシュボードを作りました。高額落札のTOP20、種牡馬ランキング、購買者ランキング、価格帯の分布、それと509頭全部を検索できる一覧表が入っています。種牡馬の色分けは、僕がTARGETで使っているチェック血統の系統色をそのまま適用してもらいました。サンデー系は緑、ノーザンダンサー系は水色、という僕の見慣れた色でセールの結果が見られるのは、自分専用ならではだと思います。
ダッシュボードはこちらです。
集計はJRHA公式サイトの発表数字と突き合わせて、総額も頭数も一致することを確認してあります。技術的なことは僕は何もしていなくて、Excelを渡して指示を出しただけなんですけどね(^^ゞ
この馬たちが実際に走るのは再来年。そのときにまた答え合わせをするのが、今から楽しみです。

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