セレクトセール2023まとめ 1歳馬の1億円以上は28頭、当歳馬の1億円以上は35頭。落札金額では3年連続で藤田晋氏が1位。

生産者馬主
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今年のセレクトセールは7月10日と11日の2日間で行われました。今年は景気がいいので昨年以上にに億を超える落札馬が何頭も出て盛り上がりましたね。TwitterのTLには高額過ぎて落札できなかったというつぶやきがいくつも流れてきました。それだけ、人気の血統は高かったようですね。

セレクトセールの情報は一般社団法人日本競走馬協会(JRHA)のサイトに出ていましたので、まとめてみました。金額はすべて税抜きです。

セレクトセール2023まとめ

1歳馬の落札額合計は147億8000万、当歳馬の落札合計は133億6500万でした。合計は281億4500万で昨年の257億6250万を28億8250万ほど上回りました。

 

セレクトセール2023 1億円以上の1歳馬

1歳馬の1億円以上は28頭(前年25頭、前々年28頭)でした。

1歳馬の最高落札価格はシルバーステート産駒のパレスルーマーの2022で3億1000万で、落札者はTNレーシング。半兄には天皇賞春を勝ったジャスティンパレスや阪神大賞典2着のアイアンバローズがいます。

同じく3億1000万で落札されたのはキタサンブラック産駒のインクルードベティの2022でした。落札者はダノックスでした。兄弟に活躍馬はいませんがキタサンブラック産駒ということで高額になったのかもしれませんね。

1歳馬はドゥラメンテ産駒がラストクロップになりますが、高額馬の血統を見るとシルバーステート、キタサンブラック、Kingman、Wootton Bassett、エピファネイア、ブリックスアンドモルタルなど多彩な顔触れになりました。

 

セレクトセール2023 1億円以上の当歳馬

当歳馬の1億円以上は35頭(前年28頭、前々年24頭)でした。

当歳馬の最高落札価格はコントレイル産駒のコンヴィクションⅡの2023で5億2000万。落札者はノースヒルズで、代表の前田氏は福永祐一厩舎へ預けると言っていました。

2番目はキタサンブラック産駒のファディラーの2023で3億8000万。落札者はインターホースでした。

セレクトセール2023 販売者ランキング

販売者を販売金額合計順に見ると、1位がノーザンレーシング、2位がノーザンファーム、3位が社台ファームなど上位7位までは社台関連でした。

グランド牧場は4頭落札されましたが、そのうちコントレイル産駒が2頭、キタサンブラック産駒が1頭が1億円以上で落札されました。

 

セレクトセール2023 落札者ランキング

落札者の購入金額を見ると、1位は3年連続で藤田晋氏でした。落札頭数は昨年よりも2頭少ない16でしたが、購入金額は昨年よりも1億4300万多い23億6900万でした。エピファネイア産駒とキズナ産駒が3頭づつ、キタサンブラック産駒、コントレイル産駒、ブリックスアンドモルタル産駒、サートゥルナーリア産駒が2頭づつ、ロードカナロア産駒とドゥラメンテ産駒が1頭づつでした。

2位は昨年と同じでダノックス、3位も昨年と同じで金子真人HDでした。

4位はTNレーシング、5位は昨年4位の田畑利彦氏でした。

 

セレクトセール2023 種牡馬ランキング

種牡馬ではエピファネイア、キタサンブラック、コントレイル、キズナ、サートゥルナーリア、ドゥラメンテの順でした。エピファネイアは2年連続で1位でしたね。新種牡馬のコントレイルは当歳馬だけで3位ですから期待値が高いのが分かります。キタサンブラックは昨年の14位から一気に2位に。イクイノックスやソールオリエンスの活躍が大きいですね。

 

JAPAN RACING HORSE ASSOCIATION 一般社団法人 日本競走馬協会 - JRHA(一般社団法人 日本競走馬協会)
一般社団法人 日本競走馬協会。ディープインパクトを輩出した、日本最大の競走馬市場「セレクトセール」を主催。

 

 

 

 

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