7月13日と14日の2日間で行われた2021年のセレクトセールの落札額は、13日の1歳馬セールで116億3300万(税抜き)、14日の当歳馬セールで109億2300万(税抜)でどちらも昨年を上回る金額でした。
また、1歳の1億円以上は28頭(前年18頭)、当歳の1億円以上は24頭(前年11頭)と1歳、当歳ともに前年を大きく上回りました。
1歳馬の最高額はディープインパクト産駒のゴーマギーゴーの2020とロードカナロア産駒のファイネストシティの2020で、落札額は3億円。落札者は、ゴーマギーゴーの2020は長谷川祐司氏、ファイネストシティの2020は藤田晋氏でした。
当歳の最高額はキズナ産駒のセルキスの2021で4億1000万円。落札者はホウオウの冠名の小笹芳央氏でした。小笹芳央氏は2年連続で当歳馬の最高額での落札でした。
販売者ランキングを見ると、販売金額1位は(有)ノーザンレーシングが99頭で72億1600万、2位はノーザンファームが75頭で58憶7000万、3位は社台ファームが92頭で38億3800万でした。
購入者ランキングを見ると、1位は藤田晋氏が18頭で23億6200万、2位はダノックスが8頭で12億6000万、3位は金子真人HDが9頭で10憶5700万でした。
種牡馬ランキングを見ると、1位はロードカナロア産駒が20頭で21億2700万、2位はハーツクライ産駒が21頭で18億1900万、3位はエピファネイア産駒が29頭で17億3600万でした。
吉田照哉氏がインタビューで応えていましたが、セレクトセールの売り上げで海外から高額な繁殖牝馬を仕入れ、その産駒が結果を出すことで次のセールでは高額の取引になり、また海外から繁殖牝馬を仕入れるという事をやっているので、これまでのようにサンデーサイレンスやディープインパクトに頼らなくても十分結果を出せるようになっているようです。
他の牧場でも、海外で牝馬を購入しているようだし日本の競走馬レベルは年々上がっているのは事実ですね。
セレクトセール2021 販売者ランキング
セレクトセール2021 落札者ランキング
セレクトセール2021 種牡馬ランキング
セレクトセール2021 1億円以上の1歳馬
セレクトセール2021 1億円以上の当歳馬
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