2000年から2019年の20年間のG1レース(障害を除く)をTARGETで集計してみました。集計データは上位30位までで、騎手、調教師、馬主、人気別(芝・ダート)、種牡馬別(芝・ダート)、毛色、生月、馬体重(牡馬・牝馬)などです。
前回集計 1999年から2018年の20年間のG1レース
過去20年のG1データ 騎手別成績
過去20年で集計すると武豊騎手がダントツで勝っていますね。2位はデムーロ30勝、3位はルメール27勝でした。G1レースに強い池添謙一は25勝で5位でした。
過去20年のG1データ 調教師別成績
20年間の集計だと角居勝彦厩舎が一番勝っていますね。G1初勝利は2004年の菊花賞(デルタブルース)で、その後はウオッカ、カネヒキリ、エピファネイヤ、ヴィクトワールピサなど億のG1馬を育ててきました。昨年は皐月賞をサートゥルナーリアが勝ち、ダービーをロジャーバローズが勝ちました。凄い厩舎ですよね。
2位は池江泰寿厩舎。3冠馬オルフェーブル、ドリームジャーニー、ラブリーデイ、サトノダイヤモンド、ミッキークイーンなど牡馬は種牡馬になるなど名馬ぞろいですね。2018年はG1未勝利でしたが、2019年はアルアインで大阪杯を勝ちました。そのアルアインも種牡馬入りですね。
3位は藤沢和雄厩舎です。シンボリクリスエス、ゼンノロブロイ、ダンスインザムード、ソウルスターリング、レイデオロなどが複数回勝利するなど強い馬づくりをする厩舎です。昨年はグランアレグリアで桜花賞、タワーオブロンドンでスプリンターズSを勝ちました。藤沢調教師も68歳ですから、残りを考えるともうひと花咲かしてくれるような気がします。
過去20年のG1データ 馬主別成績
サンデーレーシング、キャロットファーム、社台レースホースと社台系が強いですね。シルクレーシングはこれから上がってくるでしょう。30位以内にいませんがゴドルフィンに注目しています。それと、アドマイヤの復活ですね。
過去20年のG1データ 生産者別成績(芝)
分かっていた事ですが、ノーザンファームが強いです。1強と言ってもいいぐらいですね。過去10年で見ると勝利数のシェアが上がっています。また、ここ最近は特にノーザンファーム生産馬の強さが目立っています。
過去20年のG1データ 生産者別成績(ダート)
過去20年のG1データ 人気別成績(芝レース)
2桁人気が結構来ていますね。18人気は3着が2回あります。2015年ヴィクトリアマイルのミナレットと2007年NHKマイルカップのムラマサノヨートーで、どちらも大荒れのレースでした。
過去20年のG1データ 人気別成績(ダートレース)
レース数が少ないですが、1人気の勝率が高いです。また、2人気以下が均衡しているのも芝と違う傾向ですね。
過去20年のG1データ 種牡馬別成績(芝レース)
サンデーサイレンス、ディープインパクト、ステイゴールド、キングカメハメハと上位4頭はこの世にいません。10年後はガラッと顔ぶれが変わるけど、上位に来るのはどの種牡馬でしょうね。
過去20年のG1データ 種牡馬別成績(ダートレース)
ゴールドアリュールは大舞台で強いですね。クロフネは未だにG1未勝利です。
過去20年のG1データ 毛色別成績
過去20年のG1データ 生まれ月別成績
過去20年のG1データ 馬体重別成績(牡馬)
過去20年のG1データ 馬体重別成績(牝馬)
牝馬は500キロ以下の成績がいいです。でも、400キロ以下の小さい馬ではG1は勝てないですね。一番勝利数の多い460~479キロでリスグラシューやアーモンドアイが勝っていました。リスグラシューはデビュー時が432キロで、有馬記念が468キロですから、36キロも大きくなって成長したんですね。
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