新型コロナウイルスの影響で2020年と2021年の秋競馬には短期免許で来日した外国人はいませんでしたが、今年は今のところ5名の騎手が短期免許を取得しています。
すでに何度も来日しているおなじみのライアン・ムーア、ダミアン・レーン、クリスチャン・デムーロに初短期免許のトム・マーカンドとホリー・ドイル。年内はこのあとに2名の騎手が来日を予定しているようです。
短期免許騎手一覧(随時更新)
この後に来日する騎手がいれば更新します。
来日した騎手はノーザンファーム系に騎乗することが多い
短期免許を取得した騎手の身元引受馬主を見ると分かると思いますが、ノーザンファーム系が呼んできたのが分かりますね。吉田勝己氏はノーザンファーム系の主宰、吉田和美氏は吉田勝己氏の奥様、シルクレーシングとサンデーレーシングはノーザンファーム系クラブです。
先週の騎乗一覧を見ると、ノーザンファーム系での騎乗の多さがよくわかりますね。エリザベス女王杯はC・デムーロ騎乗のジェラルディーナが勝ちました。短期免許の外国人騎手が騎乗する場合はほとんどが乗り替わりになります。これまで、主戦だった騎手からの乗り替わりが多くなると思いますが、これはノーザンファームの意思と考えていいでしょう。勝利することで顧客である個人馬主やクラブに還元できるわけですから。
外国人騎手は、自国でJRAで短期免許での騎乗を満たすだけの成績を残している騎手だけに騎乗技術に長けている騎手ばかりです。各国のリーディング上位騎手ですから、上手くて当然です。特に何度も来日している騎手は勝手がわかっているだけに人気馬以外でも上位に持ってくる技術があると思っています。そういうところも見て楽しめると思います。
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