天皇賞(秋)(11月1日・東京11R・芝2000m)の枠順が決まりました。登録の17頭がそのまま出走します。
連覇がかかるマスカレードボールは4枠7番。今年の大阪杯と天皇賞(春)を勝ったクロワデュノールは1枠1番、ダノンデサイルは大外の8枠17番に入りました。
- 枠順確定版の出馬表
- 天皇賞(秋)、過去15年をおさらい
- 展開を考える
- 全17頭の枠と見どころ
- 1枠1番 クロワデュノール(C.デムーロ)
- 1枠2番 エルトンバローズ(松若風馬)
- 2枠3番 レガレイラ(岩田望来)
- 2枠4番 レディネス(横山典弘)
- 3枠5番 シャンパンカラー(内田博幸)
- 3枠6番 セイウンハーデス(幸英明)
- 4枠7番 マスカレードボール(ルメール)
- 4枠8番 ジュンブロッサム(杉原誠人)
- 5枠9番 ホウオウビスケッツ(岩田康誠)
- 5枠10番 ネブラディスク(川田将雅)
- 6枠11番 シェイクユアハート(古川吉洋)
- 6枠12番 コスモキュランダ(丹内祐次)
- 7枠13番 リアライズシリウス(津村明秀)
- 7枠14番 タガノデュード(M.デムーロ)
- 8枠15番 サクラファレル(佐々木大輔)
- 8枠16番 ジョバンニ(松山弘平)
- 8枠17番 ダノンデサイル(戸崎圭太)
- 当日に見ておきたいこと
枠順確定版の出馬表

WEB版は枠順を反映した逃げ馬メーター・差し馬メーター入りです。
天皇賞(秋)、過去15年をおさらい
2011年から2025年の15回分を見直してみました。
1番人気は8勝
成績は8勝、2着3回、3着1回、着外3回。ラブリーデイ、モーリス、キタサンブラック、アーモンドアイ(2回)、イクイノックス(2回)、そして去年のマスカレードボール。人気馬がきっちり勝つことの多いレースです。
勝ち馬の枠は4枠が6勝
2013年のジャスタウェイ、2015年のラブリーデイ、2017年のキタサンブラック、2018年のレイデオロ、2022年のイクイノックス、2024年のドウデュース。一方で8枠の勝ち馬は出ていません。ただ、8枠でも2015年のイスラボニータ、2016年のステファノスが3着に来ていて、まったく届かないわけではありません。
序盤で先頭に立った馬の勝ちはなし、3着内は4回
2018年キセキ(3着)、2019年アエロリット(3着)、2022年パンサラッサ(2着)、2024年ホウオウビスケッツ(3着)。勝ち切った馬はいませんが、残ることもある、というくらいの数字です。
勝ち馬の前走はばらばら
毎日王冠が3頭、宝塚記念が3頭、ダービーが3頭(3頭とも3歳馬)、札幌記念と安田記念が2頭ずつ、京都大賞典とオールカマーが1頭ずつ。宝塚記念から休み明けで直行して勝った馬も、キタサンブラック、イクイノックス、ドウデュースと3頭います。
4コーナーの位置もばらばら
勝ち馬の4コーナーの位置は2番手から13番手まで。東京の長い直線らしく、後ろからでも届いています。
展開を考える
逃げ馬メーターの判定は、枠を入れても「単騎濃厚」。逃げ候補はホウオウビスケッツ(5枠9番・79.7%)の1頭だけです。この馬は2024年の天皇賞(秋)で逃げて3着、去年は2番手から13着でした。
差し馬メーターの差し率は、マスカレードボール(33.8%)、ダノンデサイル(31.2%)、ジュンブロッサム(28.5%)、シェイクユアハート(27.0%)が上位。東京芝2000mは、差し馬コース図鑑のコース区分だと「差しが決まりやすい」側です(中団より後ろから3着内に来た馬の割合が11.7%)。
去年は1000m通過が62秒0のスローで、上がりの勝負になりました。今年も逃げたい馬は1頭だけ。ホウオウビスケッツがマイペースで行けると、去年のようなスローの上がり勝負になりそうです。逆に、後ろの馬が早めに動いてペースが上がると、差し馬の出番が増える。どちらになるかは、2番手以下の動きしだいかなと思います。
全17頭の枠と見どころ
1枠1番 クロワデュノール(C.デムーロ)
良い面:G1を4勝(ホープフルS、ダービー、大阪杯、天皇賞(春))。宝塚記念も0.1秒差の2着で、崩れていません。内枠で好位を取りやすいのもプラス。
気になる面:デビューからずっと乗ってきた北村友騎手から、今回はC.デムーロ騎手に乗り替わり。宝塚記念以来の休み明けです。
1枠2番 エルトンバローズ(松若風馬)
良い面:6月にしらさぎSを勝ち、2024年のマイルCSは2着。毎日王冠も最後は伸びていたそうです。
気になる面:最近はマイル中心で、2000mのG1は初めて。毎日王冠は9着でした。
2枠3番 レガレイラ(岩田望来)
良い面:G1を3勝。前走のオールカマー4着は重馬場で、良馬場のほうが本来の走りができるというのが前走後の見立てでした。過去走に「★本物の差し」あり。
気になる面:今回は岩田望騎手に乗り替わり。牝馬で斤量は56キロです。
2枠4番 レディネス(横山典弘)
良い面:札幌記念3着(10番人気)、毎日王冠3着(7番人気)と、G2で2戦続けて好走。内枠でロスなく運べそうです。
気になる面:重賞はまだ勝っていません。
3枠5番 シャンパンカラー(内田博幸)
良い面:2023年のNHKマイルCの勝ち馬。毎日王冠は久々で、次はもっと良くなりそうという話でした。
気になる面:最近は1600〜1800mが中心で、毎日王冠は13着。
3枠6番 セイウンハーデス(幸英明)
良い面:毎日王冠の勝ち馬で、一度使ってから調子が上がるタイプだそうです。先行できるので、スローになったときに前にいられる強み。
気になる面:7歳。去年の天皇賞(秋)は7着でした。
4枠7番 マスカレードボール(ルメール)
良い面:去年の勝ち馬で、勝ち馬が一番多く出ている4枠。差し率33.8%は出走馬で一番高い数字です。今年は香港のクイーンエリザベス2世Cで2着。
気になる面:キングジョージ(7着)から中13週、帰国初戦です。
4枠8番 ジュンブロッサム(杉原誠人)
良い面:前走のオクトーバーSは8番人気で3着。チークピーシズを着けてやる気が出てきたそうです。差し率28.5%、過去走に「★本物の差し」あり。
気になる面:7歳。G1は安田記念、マイルCSとも2けた着順でした。
5枠9番 ホウオウビスケッツ(岩田康誠)
良い面:逃げ候補はこの馬だけ。2024年はこのレースを逃げて3着。毎日王冠ではメンコを外して、ここ最近で一番いい雰囲気だったそうです。
気になる面:去年は2番手から13着。後ろの馬に早めに来られると苦しくなります。
5枠10番 ネブラディスク(川田将雅)
良い面:7月の博多Sを完勝。テンションの高さがあっても走れるのは素質の高さ、と鞍上は話していました。過去走に「★本物の差し」あり。
気になる面:重賞は3歳春の京都新聞杯以来で、G1は初めてです。
6枠11番 シェイクユアハート(古川吉洋)
良い面:札幌記念をレコードで勝ち、ここ1年で重賞3勝。差し率27.0%、過去走に「★本物の差し」あり。
気になる面:G1は宝塚記念(重馬場で14着)に続いて2戦目です。
6枠12番 コスモキュランダ(丹内祐次)
良い面:去年の有馬記念は12番人気で2着、宝塚記念は逃げて4着。前に行ける馬です。
気になる面:前走のオールカマーは11着で、レースに気持ちが向いていなかったそうです。今回は丹内騎手に乗り替わり。
7枠13番 リアライズシリウス(津村明秀)
良い面:3歳で斤量は56キロ。皐月賞2着で、2000m以下なら強い競馬ができるというのが鞍上の話です。
気になる面:毎日王冠は1番人気で7着、休み明けの走りだったそうです。
7枠14番 タガノデュード(M.デムーロ)
良い面:今年の春は大阪杯4着(13番人気)、天皇賞(春)6着、宝塚記念5着とG1で善戦。後ろから脚を使えます。
気になる面:チャレンジCは11着で、休み明けという感じがあったそうです。今回はM.デムーロ騎手に乗り替わり。
8枠15番 サクラファレル(佐々木大輔)
良い面:札幌記念2着(5番人気)。回顧では力をつけているという評価でした。
気になる面:G1は初めて。前走は3〜4角で外に張る場面がありました。
8枠16番 ジョバンニ(松山弘平)
良い面:チャレンジCで重賞初勝利。金鯱賞2着、小倉記念2着と、惜しい競馬が続いていた馬です。
気になる面:8枠からの勝ち馬は過去15年で出ていません。
8枠17番 ダノンデサイル(戸崎圭太)
良い面:ダービーとドバイシーマクラシックを勝っていて、国内のG1でも3着が5回。差し率31.2%で2番目。
気になる面:大外の17番。宝塚記念以来の休み明けです。
当日に見ておきたいこと
- ホウオウビスケッツがすんなりハナに立てるか、その後ろに誰が付けるか
- 1000m通過が去年(62秒0)のようなスローになるか
- マスカレードボールの帰国初戦の気配
- 大外のダノンデサイルがどこで内に入れるか
印はまだ打っていません。当日の馬場と気配を見てから考えます。
※データはJRA-VAN(TARGET frontier JV)。馬券はご自身の判断でお願いします。
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