2020年は牝馬が強い年。有馬記念も牝馬が勝つかもしれない。

レース展望
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今年のG1では牝馬が良く勝っていました。どのぐらい勝っていたのか調べてみると、混合戦で8勝していました。3歳戦で牡馬と牝馬が一緒に走ったのはNHKマイルカップぐらいなので、古馬だけに目を向けてみると、牝馬が勝ちまくり牡馬が勝ったレースはフェブラリーSとチャンピオンズカップと天皇賞春の3レースだけでした。ダートと長距離戦だけ牡馬が勝って、残りの1200mから2400m芝のG1レースは全部牝馬が勝っています。

過去にG1レースで牝馬が一番勝った年は2008年の5勝でした。この年はダイワスカーレット、ウオッカが活躍した年でした。そして、この年の有馬記念はダイワスカーレットが勝ちました。

 

古馬G1はNF系が勝ちまくり

TARGETでレース検索をした結果を見ると、ノーザンファーム系が勝ちまくっているのがよくわかりますね。今年の3歳牡馬牝馬3冠はノーザンファームの有力馬は勝てませんでしたが、古馬戦ではご覧の通りです。しかも、牝馬8勝のうち4勝がルメールですから、有力馬がルメールに乗り替わる『ルメールファースト』と言われても仕方がない感じです。

 

 

残る古馬G1は週末の有馬記念だけになります。有馬記念の出馬表を見ると、ノーザンファーム系牝馬はラッキーライラック、クロノジェネシス、サラキアの3頭になります。ラッキーライラックは大阪杯とエリザベス女王杯を勝ち、クロノジェネシスは宝塚記念を勝っています。また、ラッキーライラックとサラキアはこのレースが引退レースになります。クロノジェネシスは現役続行なので、引退に花を添えるという意味ではラッキーライラックが一番手だと思います。鞍上の福永祐一はテン乗りになりますが、ラッキーライラックは4勝したG1が全て違う騎手なのでそのあたりは問題ない。中山コースに関しては中山記念で2着が2回あるので中山の急坂も克服済み、距離に関しては2400mのオークスが3着、香港ヴァーズが2着なので大丈夫でしょう。父オルフェーブルが勝ったレースでもあるし、ラッキーライラックが勝つような気がしてならない(妄想)

 

 

有馬記念は3着以内に2頭牝馬が来るかも(妄想)

上のデータは、古馬混合G1レースの1~3着馬を出したものです。これを見ると、ジャパンカップ、天皇賞秋、スプリンターズS、安田記念、大阪杯、高松宮記念で牝馬が2頭来ています。ジャパンカップ、天皇賞秋、大阪杯などは牡馬が強いレースですが、この3つのレースに牝馬が2頭来ています。道悪競馬になった宝塚記念の牝馬はクロノジェネシスだけですが勝っていますからね。

今年の4歳、5歳牝馬で尚且つNF系は強いということでしょう。ということでNF系牝馬のラッキーライラック、クロノジェネシス、サラキアの3頭のうち2頭が上位に来るかもしれません(^^ゞ

 

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