今年はコロナ禍でなかなか競馬場に行けませんが、競馬の盛り上がりは例年以上ではないかな。というのも無敗で牡馬3冠を達成したコントレイル、同じく無敗で牝馬3冠を達成したデアリングタクト、そして、芝のG1レース8勝を達成したアーモンドアイ。この3頭が激突したジャパンカップでは古馬の貫録を見せつけたアーモンドアイが勝ち、2着にコントレイル、3着にデアリングタクトと上位1~3人気が順当に力を出し切って決まった。3強対決にJRAの売り上げも前年を大きく上回ったし、大いに盛り上がったと思う。
そして、年末の有馬記念ですがジャパンカップの上位3頭は出走しませんが、それでも参戦を表明している馬を見るとなかなかの好メンバーで嬉しくなります。特に今年は3歳馬の参戦が多く、歴戦の古馬に対してどれだけやれるかが見ものです。
ローテーション的には天皇賞秋からのフィエールマン、クロノジェネシス、ブラストワンピースやアルゼンチン共和国杯からのオーソリティとラストドラフト、エリザベス女王杯からのラッキーライラック、サラキア、ラヴズオンリーユー、菊花賞からのディープボンド、ブラックホール、バビットなどはいいと思います。
有馬記念への出走を早々と決めた馬は鞍上も決まっていて、おそらく1人気になるフィエールマンはルメールに乗り替わり、エリザベス女王杯を勝ったラッキーライラックは福永祐一に乗り替わり、昨年の有馬記念で3着のワールドプレミアは前走に引き続き武豊です。また、カレンブーケドールは津村から池添謙一に乗り替わり、クロノジェネシスは主戦の北村友一、サラキアは北村友一から松山弘平に乗り替わりです。
鞍上が決まっていないディープボンド、ペルシアンナイト、ユーキャンスマイル、ラヴズオンリーユーあたりは前走騎手がそのまま騎乗になるのが自然ですね。気になるのはオーソリティの鞍上ですね。前走のアルゼンチン共和国杯はルメールが騎乗して、初の古馬重賞にも関わらず完勝。馬主はシルクレーシングで、近親にはサートゥルナーリア、エピファネイア、リオンディーズなどそうそうたる競走馬がいる血統。関東馬ですがデビュー戦は池添謙一が手綱を取り、弥生賞ではヒューイットソンが手綱を取っています。短期免許の外国人がいれば誰かが騎乗したでしょうが、今年はコロナ禍で誰も来ていませんからね。関東だったら戸崎圭太が一番手かな?
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