JRA発表の調教後の馬体重を見るとサリオスは548キロ(前走538キロ)を大きい。皐月賞の過去34年の馬体重別成績を調べてみると、これまでの最高馬体重の勝ち馬はダイワメジャーの528キロでした。それ以上になると勝てないどころか3着にも入っていませんでした。
今年の皐月賞ではサリオスが548キロ、キメラヴェリテが546キロと大きい。
皐月賞 過去最高体重の勝ち馬はダイワメジャーの528キロ
TARGETのデータがある、過去34年の皐月賞の馬体重別成績を見ると520キロ以上は1勝だけで2着や3着もないです。520キロ以上で勝ったのは2004年のダイワメジャーだけです。ダイワメジャーは皐月賞に出走するまではダート1800mで1勝しただけでしたが、前走のスプリングSで3着に入り優先出走権を手に入れて皐月賞に出走。手綱を取ったのは短期免許で来日していたミルコ・デムーロでした。さすが社台ですね。
中山芝2000mの馬体重別成績を見ると
2010年から先週までの中山芝2000mを集計し、馬体重別成績を出してみました。馬体重別では条件なし、平場、特別、重賞の4つの条件で出してみました。これを、見ると平場や特別レースでは馬体重が520キロを超えた馬の方が勝率はいいですが、重賞になると勝率が落ちます。
今年はサリオスとキメラヴェリテは馬体重が520キロ以上で出てくると思う。果たして、この2頭はどんな競馬を見せてくれるでしょうね。特にサリオスはレーンがわざわざ騎乗するために来日してくれたわけだし、例外な事が起きる可能性はあると思っています。ちなみにハーツクライ産駒で3勝以上している馬で、馬体重が530キロ以上という条件で調べてみると、4頭いました。その4頭で6勝していますが、そのうち3勝がサリオスでした。サリオスはデビュー戦が534キロ、2戦目が540キロ、3戦目が538キロと他の3頭と比較してもデビューから530キロを超えた唯一の馬なので規格外の可能性があると思います。
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