川田将雅がリアアメリアとガロアクリークで久々の重賞勝ちを狙う

騎手
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現在、124勝でリーディング2位の川田将雅は、勝率は28.4%で1位。しかも、連対率や複勝率も1位ですが、重賞勝利数は3勝どまり。しかも、重賞の成績は3-3-3-27の勝率8.3%、連対率16.7%、複勝率が25%とよくない。成績がよくないだけではなく、平均人気は3.1人気で重賞騎乗数20回以上ではルメールの2.1人気に次いで人気馬に騎乗している。重賞7勝の福永祐一は4.9人気、5勝の横山典弘は5.7人気、7勝の松山弘平にいたっては7.2人気でした。

2020年重賞成績(芝・ダート) 騎乗機会20回以上

2020年騎手リーディング(9月13日現在)

2020年川田将雅 重賞レース騎乗一覧

 

先週は重賞レースに騎乗していませんが、今週はローズSでリアアメリアに、セントライト記念ではガロアクリークに騎乗予定。リアアメリアはオークス4着馬、ガロアクリークはダービー6着馬でどちらも登録馬の中では前走G1歳先着馬です。

ローズSで騎乗のリアアメリアは栗東中内田充厩舎の管理馬で、デビューから手綱を取っている。デビュー戦を1秒3差の大差勝ちをすると、2戦目のアルテミスSは後方から33秒0の末脚で差し切る競馬。このインパクトある競馬で阪神ジュベナイルフィリーズは1人気に推されたが、後方からの競馬で末脚不発で6着に。桜花賞では人気を落として4人気になり、道悪もよくなかったのかいいところなしの10着に。オークスでは伏兵の1頭に格下げの8人気でしたが、末脚鋭く4着まで追い上げてきた。

今回は久々になるが、馬主はノーザンファーム系シルクレーシングなのでしがらきTCでしっかり鍛えてくると思います。久々になりますが、秋華賞には無敗の2冠馬デアリングタクトが出てくるので次につながる競馬をしてくると思います。敵はオークス2人気のデゼル(武豊)、同3人気のクラヴァシュドール(デムーロ)、同6人気のリリーピュアハート(福永祐一)あたりでしょう。

セントライト記念にはダービーで騎乗したガロアクリークに騎乗予定。スプリングSと皐月賞では短期免許のL.ヒューイットソンが騎乗していましたが、ダービーで川田将雅に乗り替わり。距離が長いと思われたガロアクリークをロスない競馬で3着ヴェルトライゼンデと僅差の競馬まで持ち込んだ。さすが、川田といった騎乗でしたね。今回は距離2200mのセントライト記念で、どんな競馬を見せてくれるか?相手は弥生賞馬のサトノフラッグ(戸崎圭太)、青葉賞2着のヴァルコス(三浦皇成)、青葉賞3着のフィリオアレグロ(デムーロ)あたりでしょうか。

そろそろ、川田将雅の重賞勝利ジョッキーインタビューが聞きたい。

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