オークスの過去20年の成績を集計し、1着馬の馬データ、1着馬の前走成績、前走レース別成績、血統別（種牡馬）成績、配当一覧などを出してみました。
オークスの登録馬 馬データと前走成績
第81回オークスには25頭が登録してきました。無敗で桜花賞馬を制したデアリングタクトは間違いなく1人気でしょうね。桜花賞3着のスマイルカナは逃げて粘りこみました。得意でない馬場での好走ですから、良馬場でも期待できます。近親にはに毎日王冠や香港カップなので逃げて重賞4勝の快速馬エイシンヒカリがいます。4着クラヴァシュドールは桜花賞では不利がありながら追い込んできて4着。長くいい脚を使えるタイプで直線の長い東京はあっていると思います。ミヤマザクラは桜花賞は馬場が影響して5着ですが、クイーンカップで東京コースは経験済み。兄にボスジラ、ポポカトペトル、マウントロブソンがいる血統なので距離延長で歓迎でしょう。サンクテュエールは桜花賞6着ですが、その前の新シンザン記念では牡馬を破っています。マルターズディオサは馬場が応えて8着に負けていますがチューリップ賞を勝っているので良馬場なら巻き返してくると思います。桜花賞は重馬場と言ってもかなり特殊な馬場だったので、負けた馬は度外視していいと思っています。上位馬は重賞勝ち馬がほとんどなので、どの馬が上位に来てもおかしくないでしょうね。別路線組ではフラワーカップを勝ったキズナ産駒のアブレイズ、フローラSを勝ったウインマリリン、スイートピーSを勝ったデゼル、忘れな草賞を勝ったウインマイティーなどです。
オークス 過去20年の1着馬の馬データ
オークス馬の馬データを見ると、クラシックレースだけあってノーザンファーム系・社台系が強いです。種牡馬はディープインパクトが4勝、サンデーサイレンスとスペシャルウィークが2勝しているだけで、あとの12頭はそれぞれ違う種牡馬が勝っています。この時期の3歳牝馬は距離適性もありますが、能力がある馬が上位に来ることが多いです。古馬になって2000m以下で活躍する馬も、この時期は能力だけで走ってしまうことがありますね。
オークス 過去20年の1着馬の前走成績
オークス馬の前走を見ると桜花賞出走馬が15勝、桜花賞の前日に行われた忘れな草賞が3勝、フローラSとスイートピーSが1勝でした。やはり、桜花賞出走組は強いです。ローテーションも中5週と開いているのがいいのでしょうね。
オークス 過去20年の前走レース別成績
オークス出走馬の前走レース別成績を見ると、出走馬の多い桜花賞組が圧倒的ですが、次のフローラSも2着3着を多く出しています。同じ東京で行われるスイートピーSよりも出走馬が多いのはフローラSの方がローテーション的に余裕があるからでしょうね。
オークス 過去20年の血統別（種牡馬）成績
種牡馬系統別成績を見るとサンデーサイレンス系、ディープインパクト系が強いです。今年はディープインパクト系が一番多いです。下の出走馬の種牡馬成績を見るとディープインパクト、ハーツクライ、オルフェーブル、スクリーンヒーローの4頭だけです。登録馬の種牡馬を見ると他にエピファネイア、キズナ、ゴールドシップなどもいます。
オークス 過去20年の配当一覧と出目
配当一覧を見ると、3連単で10万馬券以上は5回、4桁配当は4回とあまり荒れないレースです。未経験の距離を走る3歳牝馬のレースなので荒れてもよさそうですが、結果は順当な所に収まっているようですね。
人気順の組み合わせを見ると、ここ3年は1着1人気、3着2人気が3年連続で出ています。
オークス 過去20年の人気別成績
人気別成績を見ると、1人気と2人気の成績がいいです。また、6人気の成績もいいですね。2桁人気の穴馬は5回しか馬券に絡んでいないので、穴馬の激走はあまりないようです。
オークス 過去20年の馬番別成績
馬番別成績を見ると、内外で有利不利はあまりないです。8番と11番からは3着以内が出ていないです。
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