京都新聞杯 アドマイヤビルゴはアドマイヤの冠名でクラシックを取れる最後の競走馬

レース展望
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第68回京都新聞杯に出走のアドマイヤビルゴは、故近藤利一氏がディープインパクトの背中を知っているのは武豊だけだから、ディープインパクトの仔は武豊に任せたいと言っていた馬でしたね。新型コロナウイルスの影響で、NHKのマイルカップに騎乗する武豊は京都新聞杯に騎乗できません。代わりに藤岡康太騎手が騎乗することになりました。

 

負けられないけど無理はできない

アドマイヤビルゴは新馬ー若葉Sを連勝。皐月賞への優先出走権を手に入れたが、早々と回避を宣言し京都新聞杯への出走を表明しました。アドマイヤビルゴがデビュー戦が434キロ、2戦目の若葉Sは前走から4キロ減の430キロで出走。大きな馬ではないし、デビューが遅いこともあり無理はせずに成長を促しながらになるので間隔を空けたのだと思います。

若葉Sでは1000m通過が59秒9、後半が58.7-46.6ー34.7を3番手追走から上がり3Fは最速の33秒6で差し切り、勝ちタイムは1分58秒6と古馬オープンクラスの時計で勝ちました。しかも、抜け出してからは余裕があったほどですから強いです。他に、阪神芝2000mをこの時期に1分58秒台で勝ったのは2001年の毎日杯を勝ったクロフネだけです。クロフネは次走のNHKマイルカップを勝っています。

ただ、今回はこれまでと戦って来た相手が違いますからね。また、距離も伸びるのでどんな競馬をするのか気になるところです。収得賞金的には加算したほうが良いので2着以内には確実にしたいところ。次は東京への輸送もあるし、無理をせずに権利を取りたいところだと思います。

近藤旬子夫人は2歳馬を譲渡している

近藤旬子夫人所有のアドマイヤ2歳馬が名義変更。新しい馬主はワールドプレミアの大塚亮一氏
近藤旬子夫人が故近藤利一氏から受け継いだ競走馬のうち、2歳馬のみですが名義が変更になっていました。新しい、馬主はワールドプレミアやクロコスミアの馬主でおなじみの大塚亮一氏です。大塚亮一氏は2012年から馬主になった新しい馬主です。 名義変更...

故近藤利一氏から名義変更で所有することになりましたが、未出走の2歳馬は大塚亮一氏に譲渡しているようです。14頭中7頭が名義が変わっていましたが、残り7頭についてもどうなるか。高額馬のミュージカルウェイの2018(アドマイヤステラ)も手放したことだし、全馬が譲渡してもおかしくないです。となると、アドマイヤの冠名でクラシックを狙えるのはアドマイヤビルゴが最後になってしまうかも。G1ということであれば、安田記念にアドマイヤマーズがスタンバイしているけどね。

アドマイヤビルゴの若葉Sは衝撃的だったので、京都新聞杯も楽勝してダービーに向かってくれるといいですね。

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