2023年日本ダービー 今年は関東馬が優勢、質・頭数ともに関西を上回る

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日本ダービーの登録馬を見ると、美浦11頭、栗東8頭と美浦の方が出走馬が多いです。フルゲート18頭で行われるようになったのが1992年からで、美浦の出走馬が栗東を出走馬を上回ったのは今年が初めて。また、栗東の出走馬が10頭以下だったのは2004年(地方馬のコスモバルクが出走)、1998年の2回だけでした。

栗東坂路の申し子と呼ばれたミホノブルボンが勝ち、そして、大種牡馬のサンデーサイレンスの初年度産駒のタヤスツヨシが勝つとその後はサンデーサイレンスの黄金時代が始まりました。1998年のスペシャルウィーク、1999年のアドマイヤベガ、2000年のアグネスフライト、2003年のネオユニヴァース、2005年のディープインパクトはすべて関西馬。

2006年から2011年までは種牡馬戦国時代でしたが、2012年にディープブリランテが勝つと、2013年にキズナ、2016年にマカヒキ、2018年のワグネリアン、2019年のロジャーバローズ、2020年のロジャーバローズ、2021年のシャフリヤールまでディープインパクト産駒が7勝しました。

そして、2023年はディープインパクト産駒の出走はないですが、キタサンブラックの産駒のソールオリエンスとスキルヴィングが出走。おそらく、この2頭が1人気と2人気になると思います。

キタサンブラックの父ブラックタイドはディープインパクトのひとつ上の兄ですが、代表産駒と言えばキタサンブラックぐらい。一方、ディープインパクト産駒と言えば数々の輝かしい実績を残しています。キタサンブラックが社台スタリオンに繋養されたのが2019年で初年度の種付料は400万、奇しくもディープインパクトの最後の年となりこの時のディープインパクトの種付料は4000万でした。

昨年、社台スタリオンにスタッドインしたコントレイルの初年度種付料は1200万なので、キタサンブラックはあまり期待されなかったようです。しかし、初年度産駒からイクイノックスが誕生し、2年目にソールオリエンスが誕生しました。

関東の逆襲がキタサンブラック産駒というのが面白いです。キタサンブラックはサンデーサイレンスの再来と言われているぐらいですから、2年目産駒からダービー馬が誕生してもおかしくないですね。

 

登録馬を見ると、関東馬は無敗の皐月賞馬ソールオリエンス、皐月賞2着馬タスティエーラ、青葉賞を勝ったスキルヴィング、青葉賞2着のハーツコンチェルトなどが上位になりそう。関西馬では皐月賞3着のファントムシーフと京都新聞杯を勝ったサトノグランツが人気になると思う。

 

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