皐月賞で上がり3F最速で勝ったソールオリエンスはダービーを勝てるか?過去のデータから検証してみた

レースデータ
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第90回日本ダービーで1人気になると思われるのが皐月賞を無敗で勝ったソールオリエンス。皐月賞では最内の1枠1番からのスタートでしたが、行き脚がつかずに後方からの競馬。しかし、4コーナーを外に膨れながら最後は強烈な末脚で16頭をごぼう抜きし、2着タスティエーラに0.2秒をつけての勝利。上がり3Fを見ると上がり最速はソールオリエンスで35秒5、上がり2位はファントムシーフ、シャザーン、トップナイフで36秒4なので0.9も速い上がりでソールオリエンスは勝ったことになります。そして、ソールオリエンスは上がり2位の馬たちを全部抜き去って勝ったことになります。

過去、皐月賞を上がり3Fを最速で走った馬がダービーではどういう結果だったか調べてみました。データがある1989年から見ると、皐月賞で上がり3Fが最速だった馬がダービーに出走したのは36頭。そのうち、ダービー馬になったのは11頭でした。また、皐月賞を上がり3Fで最速で勝った馬は10頭いて、ダービーも勝った馬は5頭でした。皐月賞とダービーを上がり最速で勝った2冠馬とは

2020年 コントレイル 1人気 父ディープインパクト
2015年 ドゥラメンテ 1人気 父キングカメハメハ
2011年 オルフェーヴル 1人気 父ステイゴールド
2005年 ディープインパクト 1人気 父サンデーサイレンス
2003年 ネオユニヴァース 1人気 父サンデーサイレンス

上記の5頭の共通するのは皐月賞の勝利が評価されてダービーでは1人気になったことです。また、コントレイル、オルフェーブル、ディープインパクトは菊花賞も勝ち3冠馬となりました。

皐月賞を上がり3F最速で勝ち、ダービーで1人気になったがダービーを勝てなかった馬は2019年のサートゥルナーリア、2000年のエアシャカールの2頭。サートゥルナーリアは乗り替わり、エアシャカールはアグネスフライトに同タイムの鼻差で負けました。

過去の例からソールオリエンスがダービーで1人気なった場合、勝つ可能性はかなり高いと思います。

 

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