2020年日本ダービー 過去20年のレースデータ(1着馬の馬データ、1着馬の前走成績、前走レース別成績、血統別(種牡馬)成績、配当一覧、人気別、馬体重別、馬番別成績など)

レースデータ
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日本ダービーの過去20年の成績を集計し、1着馬の馬データ、1着馬の前走成績、前走レース別成績、血統別(種牡馬)成績、配当一覧、人気別、馬体重別、馬番別成績などを出してみました。

過去20年間G1レースデータ
2000年から2019年の20年間のG1レース(障害を除く)をTARGETで集計してみました。集計データは上位30位までで、騎手、調教師、馬主、人気別(芝・ダート)、種牡馬別(芝・ダート)、毛色、生月、馬体重(牡馬・牝馬)などです。前回集計...

日本ダービーの登録馬 馬データと前走成績

第87回日本ダービーには23頭が登録してきました。出走出来るのは皐月賞上位4着まで、青葉賞2着まで、プリンシパルS1着馬、そして収得賞金上位順になります。今年は皐月賞出走馬が多く、トライアルの青葉賞とプリンシパルSも皐月賞出走馬が勝つなど、皐月賞組のレベルが高いです。そんな中でも無敗の皐月賞馬になったコントレイルが1番手でしょう。皐月賞ではいつものような先行策ではなく、中団からの競馬で4コーナーを馬なりで上がる皐月賞を力で勝てるだけの能力を持った馬だけが出来るコース取りで勝ちました。無敗の2冠馬を目指し、1人気は間違いないでしょうね。2番手は皐月賞2着のサリオス。こちらはマイルのサウジアラビアロイヤルカップをレコード勝ちするようにスピードタイプの馬です。近年は2400m戦もスピード化しているので、ダービーでもコントレイルを脅かす存在になると思っています。3番手は皐月賞5着馬のサトノフラッグ。鞍上が弥生賞でコンビを組んだ武豊に戻るのはいいですね。皐月賞の時点では上位2頭に差を付けられましたが、ダービーまでの6週間でどこまで成長しているかですね。サトノフラッグも未勝利戦でレコード勝ちしているように速い時計には対応できます。

日本ダービー 過去20年の1着馬の馬データ

過去20年のダービー馬を見ると、金子真人氏が4勝、サンデーレーシングが3勝、ノースヒルズが2勝、谷水雄三氏が2勝と複数勝利をしている馬主がいます。種牡馬を見るとディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライ、ステイゴールドなど近年で活躍している種牡馬が勝っています。

日本ダービー 過去20年の1着馬の前走成績

ダービー馬の前走を見ると、皐月賞出走馬が多いですね。皐月賞組を見ると、皐月賞で5人気以内が13頭中11頭、皐月賞で4着以内が13頭中10頭でした。この2つの条件に当てはまらない馬はいませんでした。穴としては皐月賞を11人気で3着、ダービーでは7人気で勝ったエイシンフラッシュです。皐月賞以外では変則2冠を目指したNHKマイルカップ組です。キングカメハメハとディープスカイは毎日杯ーNHKマイルカップー日本ダービーをすべて勝っています。京都新聞杯は昨年のロジャーバローズ、キズナ、アグネスフライトの3頭がいます。キズナとアグネスフライトは京都新聞杯を強い競馬で勝ってきているのでダービーでも人気になりました。ロジャーバローズはスプリングSで皐月賞への権利を取れず、京都新聞杯では2着でわずかに賞金を加算して滑り込みで出走。それで勝つのですから運がいい馬です。ロジャーバローズは例外とみていいですね。

今年の登録馬を見ると皐月賞5人気以内はコントレイル、サトノフラッグ、サリオス、ヴェルトライゼンデの4頭。皐月賞4着以内はコントレイル、サリオス、ガロアクリーク、ウインカーネリアンの4頭です。NHKマイルカップ組のサトノインプレッサは毎日杯を勝ちましたが、NHKマイルカップは負けています。京都新聞杯組は皐月賞で10着馬のディープボンドです。今年のダービーを勝つのは皐月賞組だと思います。

日本ダービー 過去20年の前走レース別成績

前走レース別成績を見ると皐月賞出走馬が圧倒的に強いです。NHKマイルカップ組で勝っている3頭はキングカメハメハ、ディープスカイ、タニノギムレットと全馬がダービー1人気に推されるほどの実績馬でした。ダービーと同じ東京芝2400mの青葉賞出走馬は勝てないまでも2着5回は皐月賞に次いで2番目に多いです。

日本ダービー 過去20年の血統別(種牡馬)成績

種牡馬系統別成績を見ると、ディープインパクト系、サンデーサイレンス系、キングマンボ系が強いです。下の表は出走馬の種牡馬のダービー成績ですが、ディープインパクト産駒が出走頭数も多いけど、強いです。次がハーツクライです。オークスではロベルト系エピファネイヤ産駒のデアリングタクトが勝ち、2着はディープインパクト産駒のウインマリリン、3着はステイゴールド系ゴールドシップ産駒のウインマイティでした。牝馬の方が種牡馬の移行が早い感じです。

日本ダービー 過去20年の配当一覧

配当一覧を見ると3連単10万馬券以上は15回中8回と半分以上で荒れています。また、100万馬券以上は2回も出ています。4桁配当は2回でディープインパクトが勝った時は1人気ー2人気ー7人気、マカヒキが勝った時は3人気ー2人気ー1人気でした。ちなみに1人気、2人気、3人気で決まったのはマカヒキの時とレイデオロが勝った時の2回だけでした。

日本ダービー 過去20年の人気別成績

人気別成績を見ると、1人気の成績がダントツにいいです。ダービーで1人気に推される馬は強いということですね。次いでいいのは3人気、5人気、7人気です。2人気は7人気と同じ複勝率と悪いです。過去の2人気を見るとブラストワンピース(5着)、リアルスティール(4着)、ロゴタイプ(5着)、ゴールドシップ(5着)などその後にG1を勝った馬もいました。

日本ダービー 過去20年の馬体重別成績

馬体重別の成績を見ると480キロ以上の馬の成績がいいです。でも、520キロを超えると成績は落ちますね。サリオスは皐月賞が536キロだったので520キロ以下にはならないでしょう。皐月賞では520キロ以上で3着以内に入ったのは過去20年で1頭だけだったのでサリオスを軽視しましたが、サリオスはノーザンファーム系なので例外と考えた方がいいと思っています。ノーザンファーム系はローテーションも異例が多く、いろいろな意味で新しい挑戦をしてくるので常識にかからない部分が多くあると思った方がいいと最近思い始めています。ただ、馬体には「サイズ感」というあるらしく大きすぎず、小さすぎない馬がいいようです。コントレイルは皐月賞が462キロとややコンパクトでした。でも、父ディープインパクトがダービーを勝った時は448キロとさらにコンパクトでしたからね。

日本ダービー 過去20年の馬番別成績

馬番別成績を見ると、1番が5勝もしています。また、2番から5番まではダービー馬を出しているように内がやや有利です。

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