2019ローズSの展望 ダノンファンタジーとウィクトーリアと第三の馬

秋華賞トライアルのローズSは3着までに入れば優先出走権を手に入れることができる。しかし、今年は12頭立てと頭数が少ない上に桜花賞4着、オークス5着のダノンファンタジーとオークス4着のウィクトーリアが出走。この2頭は、トライアルだからといって負けるわけには行かないので、本気モードで来る。となると残る1枠はどの馬に。

リーディング争いをしている川田将雅は負けられないレース

ダノンファンタジーは未勝利が勝ちから4連勝し、1人気で迎えた桜花賞がまさかの4着。勝ったのは宿敵ルメールのグランアレグリア。オークスは距離適正的に微妙なところもあり4人気と人気も下がり、結果も先行したが伸び負けして5着に。

今回は1800mなので守備範囲ということもあり負けられないレース。ここを余裕で勝てないとなると秋華賞は厳しくなる。凄い決め手がある馬ではなく、正攻法での強さがある馬なのでペースは遅くないほうがいい。

桜花賞馬グランアレグリアはスプリンターズSへ、オークス馬ラヴズオンリーユーは脚部不安で秋華賞は回避。となれば、ダノンファンタージーが主役になってもおかしくない。

ウィクトーリアは逃げるか控えるか

新馬戦と500万(1勝クラス)は鮮やかな逃げ切り勝ち。戸崎圭太に乗り代わったフローラSでは出遅れからの差し切り勝ち。オークスでも出遅れての差し競馬とゲートに不安がある。逃げても差しても勝てるというのは能力は間違いなくある。まともに出れば逃げる可能性もあるでしょうね。

母ブラックエンブレムは桜花賞10着、オークス4着、秋華賞1着とクラシック3冠レースに全てに出走して、最後の秋華賞で勝利しました。秋初戦のローズSは道悪競馬で15着に敗退しましたが、秋華賞はパンパンの良馬場で巻き返しての勝利。娘のウィクトーリアは桜花賞は出走できませんでしたが、オークス4着と母と同じ着順。母はローズSで惨敗したが、娘は果たしてどうなるか?

3番手はオークス組か、上がり馬か

ダノンファンタジーとウィクトーリアは3着以内を外さないと考えて、3番手の馬はオークス組か上がり馬のどちらかというと、上がり馬に期待したい。

スイープセレリタスは父ハーツクライ、母スイープトウショウとG1馬同士で、同世代。しかも、2005年の天皇賞秋ではハーツクライとスイープトウショウは対戦して、スイープトウショウが先着。スイープトウショウは宝塚記念や京都大賞典を勝つなど牡馬に引けを取らない能力を持った馬でした。しかし、母になってからは重賞を勝つような子供が出ておらず、3勝しているスイープセレリタスがようやく重賞に手が届きそうなところまで来た。鞍上はリーディング2位のルメール、管理するのは藤沢厩舎。ルメール・藤沢和雄の最強コンビですからね。もしかしたら、勝っちゃうかも。

モアナアネラは父はダービー馬のキングカメハメハ、母は6冠馬のジェンティルドンナ。ジェンティルドンナにとっては初仔になります。昨年の11月にデビューしましたが、4着に敗れてしまい、その後も3着、8着、5着と勝てませんでしたが、5月に未勝利を勝つと、2着を挟んで8月に2勝目を上げました。これまでの、内容からするとここでは敷居が高いので次に繋がるレースをしてくれるといいですね。

アルティマリガーレはスキーパラダイスーエアトゥーレーアルティマトゥーレと女系が重賞勝ち馬という血統。これまで、4戦すべて違う騎手で1着、2着、1着、1着の連対率100%。距離は微妙に長い気はしますが、底をみせていないだけに不気味な存在です。ダービージョッキーになった浜中俊が選んだ馬なのでなにかやってくれそうな気がします。