1月から10月までの全レースをTARGETのレース検索で集計し、レース当時の馬主を賞金合計でソートしたのが下のデータです。これを見ると、サンデーレーシング、キャロットファーム、シルクレーシング、社台レースホースと上位はクラブ馬です。この順位を見ると、今年も同じような感じだと思ってしまいますが、過去と比べてどうだったのか。
2016年から2021年の1月から10月までの累計を出し、グラフにしてみました。これを見るとキャロットファームとシルクレーシングは増減が激しいです。シルクレーシングの2020年はアーモンドアイの活躍で過去最高をマークしていますが、アーモンドアイが抜けた今年は前々年をやや下回っています。あと、2ヶ月あるので前年は無理だとしても前々年は上回ってくると思います。
社台レースホースは2016年から毎年前年を上回る成績を残してきましたが、今年はピンチですね。上半期の貯金を9月10月で大きく落としてしまいました。あと2ヶ月で33,209万円を獲得しなければいけません。数字的には不可能ではありませんが、暮れはどのクラブを実績を出さなくてはいけないので、状況としては厳しいでしょうね。
今日のエリザベス女王杯を見ると、社台レースホースは4頭出し(ステラリア、ランブリングアレー、シャムロックヒル、デゼル)、キャロットファームは2頭出し(レイパパレ、クラヴェル)、シルクレーシングはテルツェット、サンデーレーシングは出走馬なし。賞金を取りに来た社台レースホースは4頭出しでステラリアが2着で4200万を獲得、キャロットファームはレイパパレが6着になったが、クラヴェルが3着で2600万を獲得しました。サンデーレーシングはエリザベス女王杯には出走馬がいませんでしたが、来週のマイルCSにはグランアレグリア、グレナディアガーズ、シュネルマイスター、ケイデンスコールの4頭がスタンバイ。ジャパンカップにはシャフリヤールが予定するのなど賞金を加算するための戦略を立てています。
サンデーレーシングの実績
キャロットファームの実績
シルクレーシングの実績
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