2021年のノーザンファーム系クラブに対して貢献した騎手、調教師、種牡馬など

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2021年の競馬も終わってしまいましたね。そこで、ノーザンファーム系クラブのサンデーレーシング、キャロットファーム、シルクレーシングの三つのクラブ法人に対して貢献した騎手、調教師、種牡馬などをTARGETを使って集計してみました。

サンデーレーシングが勝利数、獲得賞金でトップ

三つのクラブ法人の成績を見ると、1位は40口のサンデーレーシング、2位は400口のキャロットファーム、3位は400口のシルクレーシングでした。サンデーレーシングは昨年と比べて出走回数が多く、勝利数も多いので会員様に貢献できたのではないでしょうか。さすが、40口のクラブだけのことはありますね。G1を勝った馬はグランアレグリア、クロノジェネシス、シャフリヤール、シュネルマイスターの4頭でした。

2位のキャロットファームは勝利数こそサンデーレーシングに及びませんが、勝率や複勝率は同じぐらいなので成績としては悪くない。ただ、賞金合計は多いですが勝率や複勝率は昨年に劣ります。

3位のシルクレーシングは昨年が良すぎただけにその反動が出た1年だったような気がします。今年は247頭が出走して74頭が勝利をあげています。昨年は235頭が出走して99頭が勝利をあげています。昨年の勝馬率はなんと42.1%でした。今年がよくないのは分かっていだけに11月と12月は巻き返してくると思っていたのですが、そうならない結果に終わってしまいました。

騎手ではルメールがトップ

騎手ではルメールがトップです。さすが、主戦騎手だけのことはありますね。騎乗数も多いですが、結果を出しています。獲得賞金順で見ると、2位は福永祐一、3位は横山武史、4位は川田将雅、5位は吉田隼人でした。勝利数でみると2位は福永祐一、3位は川田将雅、4位は横山武史、5位は吉田隼人の順でした。上位4人はG1での勝利があるようにノーザンファームの主戦騎手と言っていいでしょう。

調教師では栗東の斉藤崇史が勝利数、獲得賞金でトップ

斉藤崇史の管理馬にはクロノジェネシス、キラーアビリティ、ラウダシオンなどがいます。出走頭数は23頭で勝ち馬は13頭。勝馬率はなんと56.5%の好成績でした。

3位の木村哲也と4位の岩戸孝樹ですが、勝利数は同じ15勝。岩戸厩舎の15勝は木村哲也からの転厩馬で上げたものでした。木村厩舎と岩戸厩舎を比べると、出走頭数が木村厩舎のほうが倍近いですが勝利数は同じ。勝馬率は岩戸厩舎のほうがよかったです。木村厩舎の馬が岩戸厩舎に転厩になったとしても、木村哲也だけが調教停止になっただけで、厩舎スタッフはそのままだったはず。ノーザンファームとしては外厩で仕上げて厩舎に戻す。調教メニューもノーザンファームからの指示があるはず。となると、調教師がいなくても厩舎運営は問題ない。むしろ、調教師がいることで雰囲気が悪くなる可能性もあるのではと思って今います。木村厩舎には来年のダービー候補と目されるイクイノックスがいます。イクイノックスは強いと思うのですが、木村厩舎というのが気になるところなんですよね。

ディープインパクト産駒がやっぱり1位

種牡馬ではディープインパクトが1位です。勝利数、獲得賞金、出走数などで1位です。人気は高いですが、結果を出しているのも事実です。4位のモーリスは2世代での成績なので優秀ですね。9位のエピファネイアは3世代で収得賞金2位と大健闘。なかでも、エフフォーリアは収得賞金の半分以上を稼いでしまっていました。夢のあるエピファネイア産駒と楽しめるモーリス産駒といったところでしょうか。

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