ダービーが終わり6月からは新馬戦が始まります。そこで、今年のこれまでの成績を集計してノーザンファーム関連の実績を出してみました。
5月の実績 サンデーレーシングがG1を3勝
5月はサンデーレーシングがG1レースのNHKマイルカップ、ヴィクトリアマイル、日本ダービーの3勝を含む13勝で、勝利数、賞金でトップでした。2位はキャロットファーム、3位はシルクレーシングと上位3位まではノーザンファーム系で、4位が社台レースホース、5位がサラブレッドクラブ・ラフィアンでした。個人ではヨカヨカの馬主・岡浩二氏が大健闘でした。あとはクラブ系や大馬主など資本力ある馬主が上位です。
生産者ではノーザンファームが賞金シェア24.9%と圧倒的に強いです。次が社台ファーム、白老ファームと社台ファーム系が続きます。
2021年1月から5月の実績 40口のサンデーレーシングが盤石の強さ
今年の1月から5月の実績を見ると、勝利数、賞金合計、重賞勝利数で1位がサンデーレーシングでした。さすが、ノーザンファーム系直系クラブです。キャロットファームやシルクレーシングが400口に対し、サンデーレーシングは40口ですから出資額の大きさが違うので、しっかり実績を出していますね。同じ40口の社台レースホースは出走回数を多くして出資者にレースを楽しんでもらう感じです。しかも、2016年からの年間実績を見ると前年比100%を4年連続でクリアしています。企業としてはかなり優秀ではないでしょうか。同じくサンデーレーシングも4年連続で前年比100%をクリア。それに対し、キャロットファームとシルクレーシングはムラがありますね。
生産者ではノーザンファームが圧倒的です。勝利数を見ると社台ファームの約2倍ですが、賞金合計は約2.6倍です。重賞勝利数はノーザンファームが32勝、社台ファームが5勝と大きく差があります。
サンデーレーシング、キャロットファーム、シルクレーシング、社台レースホースの実績
ノーザンファーム系クラブと社台レースホースの実績を2016年から月ごとにまとめてみました。賞金額はTARGETで集計したものです。JRA発表の数値とは若干違います。また、付加賞金など特別手当などは含まれていません。実際の賞金の仕組みについてはJRAのホームページに出ています。
下の実績を見ると、累計で前年を割っているのはシルクレーシングだけです。昨年はアーモンドアイが稼いでくれましたが、今年はG2で2勝、G3で3勝とG1勝ちがありません。ですから、会員様のためには6月は攻勢をかけてくると思います。重賞ではシルクレーシングに注目しています。
サンデーレーシングの実績
キャロットファームの実績
シルクレーシングの実績
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