2021年オールカマー 前走後のコメントより勝ち馬を探す

レース展望
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レース終了後のコメントには騎手によって本音だったり、馬主や調教師向けだったり、当たり障りのないコメントだったり、いろいろあります。特に勝った時や惜しかったときなどのコメントは本音に近いので、次のレースの参考になります。そこで、レース後コメントより勝ち馬になりそうな馬を探してみたいと思います。

第67回オールカマーの前走のレース後騎手コメントから勝ち馬になりそうな馬を探してみます。

オールカマー出走馬の前走コメント

 

◆ 1枠 1番 ウインマリリン 牝4 横山武史 55(美)手塚貴久

【前走関係者コメント】
横山武騎手 馬はよく頑張ってくれましたが、3200メートルが適距離ではないでしょうし、結果は仕方ないと思います。

【前走時次走へのメモ】
パドックではホライゾネット。スタートはひと息だったが、ジワッと行かせて中位のやや前。ぴったりと折り合って手応え良く追走し、残り600メートルあたりから勝ち馬を追いかける形で進出を開始。4角では並びかけそうなくらいだったが、直線に向いて振り切られ、そこからは伸びずバテず。

◆ 1枠 2番 ウインキートス 牝4 丹内祐次 55(美)宗像義忠

【前走関係者コメント】
丹内騎手 いいポジションだったと思いますが、4角手前からついていけなくなって……。

◆ 2枠 3番 セダブリランテス 牡7 石川裕紀 56(美)手塚貴久

【前走関係者コメント】
石川裕騎手 いいところで運べましたが、最後はアップアップになってしまいました。ワンターンが少し苦手なのかなと感じましたし、息も重苦しかったので……。

【前走時次走へのメモ】
仕上がる。好ダッシュ。前半は少しだけ力みが見られた。好位のインでロスなく追走。ただ、直線で追い出してもさっぱり伸びなかった。

◆ 2枠 4番 アドマイヤアルバ セ6 柴田善臣 56(美)柄崎孝

【前走関係者コメント】
酒井学騎手 前回のような競馬をしたくて出していきましたが、思ったより進みが悪かったですね。それでも道中はリズム良く走れていましたし、動きがあった時に一緒に動いていこうと思ったんですが、もうひとつ反応がなくてワンペースの感じになってしまいましたね。このメンバーが相手で58キロでしたからね。長丁場でハンデ戦という条件になれば、また違ってくると思います。

◆ 3枠 5番 ソッサスブレイ セ7 柴田大知 56(美)粕谷昌央

【前走関係者コメント】
柴田大騎手 道中は追走に忙しい感じで余裕がなかったですね。一生懸命走ってくれましたが、もう少し距離があった方が良さそうです。

◆ 3枠 6番 ランブリングアレー 牝5 戸崎圭太 54(栗)友道康夫

【前走関係者コメント】
吉田隼騎手 左回りで乗せてもらうのは初めてでしたが、乗りやすかったですね。右回りだとコーナーで張る面がありますけど、そのあたりも厩舎の方々が修正してくれたおかげで気にならなかったです。インコースのいいポジションでリズム良く運べたし、手綱を抱えたまま上がっていけたので、追い出してから「ヨシッ!」と思えたくらいだったんですけどね。勝った馬は馬なりで、強過ぎました。ただ、この馬自身しっかり伸びて2着は確保できたし、いい内容だったと思います。

【前走時次走へのメモ】
8キロ減。無駄肉をすべてそいだような体つき。発馬は互角に出たが、控えて中団後方の内を追走。前にマジックキャッスル、斜め前方にグランアレグリアを見る位置で直線に向くと、徐々に外へ出す。残り300メートルでグランアレグリアが抜けたあとを追うように進出。最後までしっかりと伸びて、ゴール前で内のマジックキャッスルを交わして2着。

◆ 4枠 7番 ブレステイキング 牡6 石橋脩 56(美)堀宣行

◆ 4枠 8番 サトノソルタス 牡6 大野拓弥 56(美)堀宣行

【前走関係者コメント】
川田騎手 スローの流れでした。よく直線は動いてくれているけど、上がりが速くなり過ぎました。

【前走時次走へのメモ】
深いブリンカーを着用。軽く促して中団。そこで動くに動けなかった。直線で外に持ち出したが、少し内にモタれていたのか、ピリッとした脚は使えなかった。

◆ 5枠 9番 マウントゴールド 牡8 岩田望来 56(栗)池江泰寿

【前走関係者コメント】
岩田望騎手 理想のポジションが取れました。直線で進路を確保できなくて詰まる場面がありましたが、馬が頑張ってくれて何とか4着に食い込んでくれました。8歳ながらフレッシュですよ。

【前走時次走へのメモ】
6キロ減。体つきはギリギリに映る。好スタートから好位4番手の内追走。ピタリと折り合って3角へ。ペースが上がった時の反応は鈍かったが、諦めずに追うと直線はしっかりと脚を伸ばしてきた。

◆ 5枠10番 キングオブコージ 牡5 横山典弘 56(栗)安田翔伍

【前走関係者コメント】
横山典騎手 よく走ってくれた。休み明けとしてはいい伸びだった。

【前走時次走へのメモ】
仕上がる。中団の後ろ。大外枠のロスを最小限に抑えながらじっくり構え、4角手前でキセキが動いた時にはひと呼吸置いていた。それをやり過ごして直線でゴーサイン。ひと追い毎に詰め寄り、1馬身差まで迫ったところがゴール。上位2頭には及ばなかったが、確実に力をつけている。

◆ 6枠11番 グローリーヴェイズ 牡6 M.デムー 57(美)尾関知人

◆ 6枠12番 レイパパレ 牝4 川田将雅 56(栗)高野友和

【前走関係者コメント】
川田騎手 非常にいい雰囲気でした。チャレンジCよりも遥かに我慢が利いて、いい形でレースを進められました。直線も頑張ったなかでの3着。よくここまで我慢してくれました。

【前走時次走へのメモ】
スタンド前で多少力みはあったが、すぐに折り合いはついた。4角でユニコーンライオンに被せにかかり、一旦は先頭に立ったように見えたが、ラスト100メートルでクロノジェネシスに交わされ、ユニコーンライオンには差し返されてしまった。この距離は1ハロン長いのかもしれない。

◆ 7枠13番 ゴールドギア 牡6 田辺裕信 56(美)伊藤圭三

【前走関係者コメント】
田辺騎手 出脚が良くなくてテンに置かれてしまいましたし、そのうえ、道中の流れが落ち着いてしまいましたからね。直線で一気に脚を使うような競馬では厳しいと思い、ジワジワと上がっていったんです。でも、今日のところはあそこまでが精一杯でしたね。

【前走時次走へのメモ】
チークピーシズ。テンション高め。相変わらずスタートは遅く、レース中盤まで後方を追走。不向きな展開だったが、3角手前からマクり気味に押し上げ、直線も長くいい脚を使って入着を果たした。

◆ 7枠14番 アールスター 牡6 長岡禎仁 56(栗)杉山晴紀

◆ 8枠15番 ロザムール 牝5 三浦皇成 54(美)上原博之

【前走関係者コメント】
M.デムーロ騎手 いい馬に乗せていただいたので期待していましたし、うまくいったのですが……。勝ち馬にプレッシャーをかけられてしまいましたからね。相手にもうまく乗られてしまいました。

【前走時次走へのメモ】
テンションの高さはいつも通り。太めなく仕上がる。発馬を決めてハナへ。トーラスジェミニの2番手も想定通りだったはず。すんなりとマイペースに持ち込めた。3角からトーラスジェミニに競り込まれて、直線入り口では2番手になったが、そこから容易にバテないのがこの馬の真骨頂。3着には1馬身半の明確な差をつけ、ゴール間際ではトーラスジェミニを差し返そうとする粘り。道悪も相当な巧者だ。

◆ 8枠16番 ステイフーリッシュ 牡6 横山和生 56(栗)矢作芳人

【前走時次走へのメモ】
仕上がる。テンから押して好位を確保したが、3角あたりで急に行きっぷりが悪くなり、直線で騎手が下馬、競走中止。心房細動を発症していたよう

レースコメントから期待できそうなのはランブリングアレーとレイパパレです。前向きなコメントが好印象ですね。

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