2023年天皇賞春 リピーターレースということをデータからひも解いてみる

レース情報
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天皇賞春はリピーターレース

天皇賞春がリピーターレースであることを、データがある過去37年の天皇賞春を集計し検証してみました。

リピーターレースとは

リピーターレースとは「古馬戦」「重賞」であること。リピーターということは同じレース(条件)で複数回3着以内に来る馬が多いレースです。2歳限定、3歳限定戦は一度きりですが3歳以上、4歳以上の重賞レースになると収得賞金があれば何度も挑戦できる可能性があります。特にG2やG1になるとその傾向が強くなります。

 

天皇賞春は過去37年で16頭がリピーター

過去37年の天皇賞春には435頭が出走し、その中で複数回出走した馬は108頭いました。そして、複数回3着以内に来た馬は以下の16頭です。このうち、カレンキロティックとマイネルキッツ以外は4人気以内でした。

人気があるということは距離適性があり、状態がいいということです。このような馬はリピーターになりやすいと思います。

 

天皇賞春と菊花賞

天皇賞春は京都芝3200m、菊花賞は京都芝3000mで行われます。3歳戦の菊花賞は能力で好走することもありますが、古馬戦の天皇賞春になると距離適性が問われます。菊花賞で好走した馬が天皇賞春でも好走すると、リピーターとなりやすいです。

過去37年で3着以内に入った馬は92頭います。そのうち、50頭が菊花賞に出走していました。菊花賞出走の50頭のうち、19頭が菊花賞馬となり13頭が天皇賞春を勝っています。菊花賞馬19頭を見ると全馬が3着以内に来ています。また、メジロマックイーン、ライスシャワー、フィエールマン、キタサンブラックは2勝しています。

 

菊花賞馬の天皇賞春の成績

 

菊花賞馬一覧

 

菊花賞馬の4歳時の天皇賞春の成績

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