弥生賞ディープインパクト記念 登録馬の前走コメントを分析しました

レース展望
スポンサーリンク
スポンサーリンク

弥生賞ディープインパクト記念は、3月9日(日)に中山競馬場で行われる皐月賞トライアルレースです。中山芝2000mのコースで行われ、3着までに皐月賞の優先出走権が与えられる重要な一戦となります。

弥生賞 登録馬の前走コメント

アスクシュタイン

前走では出遅れて控える競馬となりましたが、内容は悪くなかったようです。横山武騎手は「能力が高く、これからが楽しみな馬」と評価。スタート直後に挟まれる不利はあったものの、中団から徐々に脚を伸ばして6着と健闘。脚質に幅が出たことは収穫で、今回も末脚を生かした競馬が期待できそうです。

アロヒアリイ

前走は戸崎圭騎手が「レース経験で興奮気味」と指摘。コーナーを逆手前で走るなどメンタル面での課題はあるものの、最後は伸びを見せた点を評価しています。出遅れて後方からの競馬となりましたが、素質は十分。力強さを備えており、今回も末脚勝負となれば上位に食い込む可能性があります。

△ガンバルマン

前走は出遅れから後方で我慢し、勝負どころで外から追い上げて差し切る勝利。原優介騎手は「ここ3戦の中では進み具合が一番良かった」と評価。相手に恵まれた面はあるものの、力で捩じ伏せる強さを見せました。今回も差し脚を生かした競馬が予想されます。

△クラウディアイ

西村淳騎手は「落ち着きがあり、リラックスして走れた」と評価。前走は出負け気味ながら内枠を生かして好位をキープ。途中からペースが上がる展開で苦しい場面もありましたが、直線では渋太く脚を伸ばして入着。軽快な脚捌きを持ち、今後の成長が期待できる一頭です。

◎ジュタ

前走は12キロ減で馬体が引き締まり、好位から折り合いよく運んで勝利。坂井瑠騎手は「スローペースでも我慢して運べた」と評価し、「まだまだこれから良くなる馬」と期待を寄せています。直線では手応え通りの伸び脚で抜け出し、後続の追撃を振り切りました。今回も好位からの競馬で上位争いが期待できます。

◎ナグルファル

坂井瑠騎手は「調教より実戦に行くタイプ」と評価。前走は2番手から我慢して直線で先頭に立つと、大きなフットワークで加速して後続を突き放しました。初戦よりテンションが上がっていたものの、レースでは折り合いが利いた点が評価できます。昇級でも通用する力を持っており、今回も好走が期待できます。

ファウストラーゼン

前走は初ブリンカー着用。スタート直後に挟まれて後方からの競馬となりましたが、スローペースと見るや向正面で一気にマクり、渋太い二枚腰を発揮して3着に食い込みました。杉原誠騎手は「能力があり、もっと良くなりそう」と評価。積極策も取れる脚質の幅広さが魅力で、今回も好勝負が期待できます。

ブラックジェダイト

前走はシャドーロール着用で好位から力強い競馬を展開。佐々木大騎手は「抜け出してから気を抜くところもなかった」と評価。スローペースから4角で抜群の手応えを見せ、直線は早めに先頭に立ちました。内にモタれる面はあったものの、最後まで余力があった点は評価できます。今回は少し力が抜けていた印象もあり、仕上がり次第では。

ベストシーン

前走は中団の内からモタれないように内ラチを頼った作戦が裏目に出て前が塞がり、思うような競馬ができませんでした。それでも5着馬とはそう差のない6着と健闘。今回は外枠を生かした競馬ができれば、能力を発揮できる可能性があります。

マイネルゼウス

前走は落ち着きがあり、使うごとに馬体増と成長が見られます。最内の列の3番手で手応えは十分でしたが、直線で前が塞がる不利があり、本来の力を発揮できませんでした。このクラスでも通用する能力を示しており、今回は進路さえ確保できれば好走が期待できます。

○ミュージアムマイル

前走はC.デムーロ騎手が「完璧なレース」と評価。出遅れて出脚も鈍かったものの、スローペースで徐々にポジションを上げることができました。勝ち馬には及ばなかったものの、後続を寄せ付けない強さを見せて2着確保。「決して得意ではない1600メートルにも能力で対応」と評価されており、今回の距離延長はプラスとなりそうです。

△レディネス

昆調教師は「クラスが違う」と高く評価。前走はパドックでチャカつくシーンもありましたが、中団の内から丁寧な競馬で直線では反応良く伸びて差し切りました。「距離は延びても心配なさそう」との評価通り、今回の2000mでも適性を発揮できそうです。優等生の競馬ができる将来有望な一頭です。

ロードガレリア

前走はテンション高めながらも3番手で追走。ルメール騎手は「ペースアップすると内にモタれてしまった」と指摘。勝負どころで仕掛けても反応が鈍く、直線もピリッとした脚を使えませんでした。すっきりした体つきは魅力ですが、今回は気性面の成長と反応の良さが課題となりそうです。

○ヴィンセンシオ

前走は3カ月ぶりでプラス14キロも太め感なし。ビュイック騎手は「まだ子供っぽいが、根性のあるファイター」と評価。中団のインから平均ペースで折り合い、ラストは11秒台の決め手勝負で抜け出し、2歳レコードを0.1秒更新する好走を見せました。「クラシックディスタンスが向いている」との評価通り、今回の距離も適性がありそうです。テンションを維持できれば好走が期待できます。

コメント