2020年ラジオNIKKEI賞 前走後の騎手コメントより勝ち馬を探す

レース展望
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レース終了後のコメントには騎手によって本音だったり、馬主や調教師向けだったり、当たり障りのないコメントだったり、いろいろあります。特に勝った時や惜しかったときなどのコメントは本音に近いので、次のレースの参考になります。そこで、レース後コメントより勝ち馬になりそうな馬を探してみたいと思います。

第69回ラジオNIKKEI賞の、前走のレース後騎手コメントから勝ち馬になりそうな馬を探してみます。

ラジオNIKKEI賞出走馬の前走のレース後の騎手コメント

バビット(1勝クラス1着)団野騎手 逃げるつもりはありませんでしたが、スタートが良かったですし、リズム良く折り合いをつけてと指示を受けていたので、無理に抑えずハナを切りました。行きっぷりが良くて折り合いをつけるのがしんどかったですし、直線は口向きの難しさを見せてフラフラしましたが、何とか我慢してくれました。

 

ディープキング(1勝クラス2着)岩田望騎手 ゲートが良かったですし、スッと前へつけて正攻法の形でレースができました。ただ、馬場自体が前残りで逃げ馬がなかなか止まらなかったですね。

アルサトワ(1勝クラス1着)幸騎手 ハナを取ってからはずっと手応えが良かったです。直線もスッと反応してくれたし、力をつけていますね。成長してくれば更にやれると思います。

コンドゥクシオン(青葉賞12着)石橋脩騎手 道中はいい感じで運べましたし、上手に競馬をしてくれました。ただ、時計が速かったですね。それでもこの馬なりには渋太く走ってくれています。現時点の力でよくここまで走ってくれました。ここからの馬だと思います

サクラトゥジュール(1勝クラス1着)レーン騎手 ペースは速かったですが、無理して抑えずにこの馬のリズムで走らせました。直線に向いた時も手応えは良かったですし、追ってからの反応も良かったです。こういった速い流れのレースは向いていますね。いい結果を残すことができて良かったです。

アールクインダム(関東オークス8着)コメントなし

ベレヌス(1勝クラス1着)西村淳騎手 スタートが良かったし、初めての芝の走りも良かったです。まだ、トモに頼りない面が残っているなかで勝ってくれたのでこれからが楽しみです

グレイトオーサー(1勝クラス1着)レーン騎手 デビュー戦で勝ってポテンシャルの高い馬だと思っていた。今日は暑かったからか、前半は気合が入り過ぎていたが、途中からリラックスして走れた。手応えも反応も良く、最後までしっかりと伸びた。決してスムーズな競馬だったわけではないのにこの勝ち方だから、やはりポテンシャルが高い。

パラスアテナ(カーネーションカップ1着)武豊騎手 スタート前はテンションの高いところを見せていましたが、レースではむしろ乗りやすかったですね。追ってからしっかり反応してくれたし、能力の高さを感じました。

コスモインペリウム(1勝クラス1着)武藤騎手 ゲートを出てくれるか怪しかったですが、うまくタイミングが合いました。自在性があり、どこからでも競馬ができるので、出てから決めようと思っていました。馬場も苦にしていませんでしたし、どんな競馬でも対応できるいい馬ですね。

パンサラッサ(1勝クラス1着)松山騎手 スタートが良かったですし、変にリズムを崩さないように、淡々と運びました。結果的にあの形になりましたが、いい雰囲気で回ってこられていました。最後も余裕があり、強かったです。

ルリアン(1着)川田騎手 前回よりも体が楽になった分、レース内容も良くなりましたね。

 

各馬の騎手コメントを見ると、ほとんどの馬が勝っているのでいいコメントばかりですね。その中でもサクラトゥジュール、グレイトオーサー、パラスアテナ、コスモインペリウム、パンサラッサなどがいいと思いました。

福島競馬場の馬場状態を見ると、今日のところは重馬場になっています。芝の状態はいいようなのでぐちゃぐちゃではないと思います。やや上りの掛かる競馬になりそうなので、力のいる馬場で好走している馬が面白いと思います。やや時計の掛かる馬場で走ったときにいいコメントだったのは重馬場の山桜賞を勝ったコンドゥクシオン、稍重の福島で勝ったパラスアテナ、前走は不良馬場で勝ったコスモインペリウムの3頭でした。

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