第64回大阪杯　前走騎手コメントから勝ち馬を探す

カデナ　小倉大賞典1着

鮫島駿騎手　今週は内有利の馬場だったので枠を生かした競馬をしたし、この馬の形に嵌め込み過ぎないように運びました。なかなか勝ちに導けなかったのですが、今日は力を出し切れていい脚を使ってくれました。結果を出せて良かったですし、チャンスをいただいた関係者の方々に感謝しています。

クレッシェンドラヴ　中山金杯7着

内田博騎手　中団につけてスムーズな競馬をしたいと思っていたんだけど、スタートがうまくいかなかった。押しても進んでいかなかったね。勝負どころでもスピードに乗れず、フワフワしていてスッと上がっていけなかった。無理して外を回らされても良くないから、直線に賭けたよ。最後は開いたところを探しながら脚を使ってくれたし、前残りの展開でよく来ているけどね。今日は自分が上手に導けず、位置取りが後ろになってしまった。

クロノジェネシス　京都記念1着

北村友騎手　強かったですね。道中リズム良く運べましたし、４角を回った時の手応えも十分でした。その手応え通りに最後も脚を使ってくれましたね。調教師が今日は装鞍所から落ち着いていたよと。返し馬、待避所でも落ち着きがありましたし、これがレースでの折り合いにつながったんだと思います。体重が示す通り、馬に幅が出てパワーアップしていますし、これからはどこの競馬場、どのレースでもいいパフォーマンスを見せられればと思います。

サトノソルタス　金鯱賞2着

藤岡康騎手　ゲートを出てからの流れが落ち着きそうだったので、位置を取りにいこうと思って３番手から。壁がなかったことで少し力んでいましたが、我慢は利いていました。直線も頑張ってはいますが、相手が強かったですね。

ジナンボー　小倉大賞典3着

シュタルケ騎手　道中はリズム良く運んで、４角で上がっていく形。ラストまで気持ちを切らさずに走ってくれたね。

ステイフーリッシュ　京都記念3着

岩田康騎手　早めに外へ出せて、自分の競馬はできたと思いますが、相手の決め手が一枚上でしたね。

ダノンキングリー　中山記念1着

横山典騎手　行く馬が２頭いましたし、考えていた通りの位置取りでした。直線での手応えも十分。一頭になってフラフラしましたが、それだけ伸びしろがあるということでしょう。今日は嬉しいですが、寂しさもありますね。ファンあっての競馬であることを強く思いました。この馬もＧⅠを勝つ力は十分あると思うので、今後の期待が大きいです。なので早くこの事態が終息して、大勢のファンの前で勝ちたいですね。

ブラストワンピース　AJCC1着

川田騎手　いい雰囲気で競馬を迎えることができましたし、馬自身も走りたい気持ちが強かったです。４角で残念なことに故障馬が出てしまい、その影響を受ける形になってしまったのですが、それでも勝ち切ったあたり、やはりグランプリホース。ここでは能力が違ったということだと思います。昨年の凱旋門賞以来で、今回どんな競馬ができるかがまず大事でしたが、これだけの内容で結果を出してくれました。今年ここからブラストワンピースが始まっていくので、また期待して見てもらえたらと思います。

マカヒキ　ジャパンカップ4着

武豊騎手　あれしかないと思っていましたし、狙い通りでした。頑張ってくれました。復活の兆しが見えたと思います。

ラッキーライラック　中山記念2着

Ｍ．デムーロ騎手　結果は残念ですが、今日はプラス１１キロでおそらく余裕があったと思います。少し忙しい感じで、３～４角ではあまり手応えが良くなかったんですが、直線で手前を替えたら凄くいい脚で伸びてくれました。ただ、勝った馬は楽をしていましたからね。折り合いに関しては全然問題なかったです。

レッドジェニアル　日経新春杯7着

武豊騎手　ゲートの出が悪くて……。もう少し前でレースをしたかったんだけど。それに行きっぷりも思ったほど良くなかったし、緩い馬場を気にしていたのかもしれない。

ロードマイウェイ　金鯱賞10着

川田騎手　ゲートで大分うるさくて、うまく出られない形に。展開も向かず、残念な結果になりました。

ワグネリアン　ジャパンカップ3着

川田騎手　ゲートを上手に出てくれましたし、道中折り合っていいリズムで走ることができました。直線もしっかり脚を使ってくれています。いい内容で走ってくれました。

ヴェロックス　小倉大賞典9着

川田騎手　返し馬からいい雰囲気で状態は良さそうでしたが、あまりにも結果が出ませんでした。何事もなく次に向かえればいいですけどね。