大阪杯の前日オッズ(17時26分)を見ると、1人気コントレイル1.9倍、2人気グランアレグリア2.4倍、3人気サリオス6.3倍、4人気レイパパレ13.9倍、5人気ワグネリアン54.9倍でした。5人気が54.9倍ですから、馬券は上位4頭に集中しています。
近走の実績を考えれば、上位4頭に馬券が集中するのも無理はないです。今回のように重賞で、5人気のオッズが50倍以上だった時の各人気の成績はどうだったのか調べてみました。
過去35年で重賞レースにおいて5人気のオッズが50倍以上だったのは18回、1人気の勝率は61.1%
TARGETのデータがある1986年から現在までで、重賞レースにおいて単勝5人気のオッズが50倍以上だったレースは18回ありました。G1が1回、G2が9回、G3が8回で、年齢別では2歳戦が1回、3歳戦が6回、3歳以上が4回、4歳以上が7回でした。
18回のレースで1人気の成績は11-4-3-0で勝率61.1%、連対率83.3%、複勝率100%でした。また、今回のように4歳以上のレースで見ると、1人気の成績は6-1-0-0で勝率85.7%、連対率100%でした。で、この7回のレースに共通するのは全レースが3000m以上で、阪神大賞典が6回、天皇賞春が1回でした。
オッズから見る1人気の成績は1.0~1.4倍で7-0-2-0、1.5~1.9倍で3-3-1-0、2.0倍以上で1-1-0-0でした。
いろいろと条件は違えども人気が偏ったときは1人気が好走する確率は高いと思います。
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