第64回大阪杯、3人気のブラストワンピースにとっては厳しいレースになってしまいましたね。内枠3番の好枠でありながら、テンにダッシュがつかずに後方からの競馬。勝ちに行くために外から上がっていきましたがペースが遅く決めて勝負になったことで直線を向いたところで脱落。これで、鞍上の川田将雅は芝のG1レースで27連敗になってしまいました。
川田将雅は言う、こういう流れになるのは分かっていた
川田騎手は「こういう流れになるのは分かっていたので位置を取りに行きたかったのですが、周りも速かったですね。馬は精いっぱい頑張って走ってくれています」。大竹調教師は「一番嫌なパターンで去年(6着)と同じ形」
レース後のコメントです。騎手も調教師もこうなることが分かっていたようです。テンのスピードは他馬に比べると速くないのでどうしても位置取りは後ろになってしまう。レースが流れてくれればいいけど、今回のメンバーだとペースが速くならないことは分かっているので、位置取りが悪くなったら外に出して行く競馬しかないからね。
レース前 川田将雅はこう言っていた
netkeiba.comにレース前のインタビューがありましたので一部、抜粋してみました。
――舞台は阪神の2000m。
川田 距離に関してはこれくらいが一番いいんじゃないかな、という気持ちがあります。コースとしてはフェアだと思います。枠順や並びによって競馬は変わってくるとは思いますが、レース前に特別気をつけなければならないというのは今のところありません。――スタートなど、レース前の課題はありますか?
川田 特別気をつけなければならないことは認識していません。この馬らしい競馬ができればと思います。
これを読むと特に距離やペースについて問題はないように見えますが、結果コメントを見るとそうではなかったようです。レース前のコメントでは馬主に対してのリップサービスは必要だと思うけど、負けた後のあのコメントはよくなかったなぁ。
次のG1は今週末の桜花賞。騎乗予定はリアアメリアですが、果たして勝てるかな?
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