2020年桜花賞 前走騎手コメントから勝ち馬を探す

レース展望
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第80回桜花賞には23頭が登録してきました。出走予定の18頭のうち優先出走権を手に入れた8頭と前走オープン競走を勝った馬の前走コメントから勝ち馬を探したいと思います。

 

 

桜花賞出走馬の前走コメント

チューリップ賞1着 マルターズディオサ 田辺騎手

強かったです。GIで負けた相手だったので、甘くないとは思っていましたが、いい意味で意識をして乗りました。阪神ジュベナイルフィリーズでは追いつけませんでしたが、今日は手応えに余裕がありました。力をつけていますし、桜花賞はいっぱいのお客様の前で競馬がしたいです

 

チューリップ賞2着 クラヴァシュドール デムーロ騎手

初めて乗ったけど、凄く印象が良かった。まだ子供なところはありますが、いい経験になりました。この状態なら本番も楽しみ。

 

チューリップ賞3着 レシステンシア 北村騎手

休み明けでもあって、ゲート裏で阪神ジュベナイルフィリーズの時よりもスイッチが入っていたなと思います。それに前走で逃げている分、自ら行く気になっていましたので、スイッチのオンを抜くために3角までは敢えて抑えて、抜くところを作るレースをしました。そこからは自分のリズムで運ぶ競馬を心掛けました。最後は久々の分もあってか、追い出してからの反応が前回よりも鈍く、最後も脚が上がり加減に。ただ、次はもっと良くなると思います。

 

フィリーズレビュー1着 エーポス 岩田康騎手

初めて乗せてもらいましたが、狭いところでもスッと行ってくれますし、いい根性をしています。3角までは位置を取りに行って、ペースが速いなと思ったので1度抑えたのですが、そこで馬自身が息を入れてくれました。人気馬を見ながら、脚も残っていましたし、最後はいい走りを見せてくれました。次も期待できると思います。

 

フィリーズレビュー2着 ヤマカツマーメイド 池添騎手

久々でしたが、返し馬での落ち着きもありましたし、レースもいいポジションで運べました。追い出しも理想的だったと思ったのですが……。渋太く頑張ってはくれていますし、レース自体は上手ですよ。

 

フィリーズレビュー3着 ナイントゥファイブ 松田騎手

スタート良くいいところで運べましたし、この馬の競馬はできたと思います。もう少しだったんですけどね。最後は苦しくなってからも、よく頑張ってくれました。

 

アネモネS1着 インターミッション 石川騎手

最後は脚が上がっていましたが、何とか最後まで頑張ってくれました。道中それほど掛かる馬ではないですし、先生とは脚をためてディープインパクト産駒らしい瞬発力を生かす競馬をしようと話していました。それがうまく嵌まってくれました。いい切れ味を発揮してくれました。

 

アネモネS2着 フィオリキアリ 藤井騎手

前走も後方のポジションから凄い脚を使ってくれていましたし、今日は外枠でもあったので、ゆっくりと乗ることを心掛けました。スムーズに回ってくると、終いは切れる脚を使ってくれるのがこの馬の強みです。

 

シンザン記念1着 サンクテュエール ルメール騎手

前走はスローで掛かりましたが、今日は逃げてる馬の後ろで冷静に走れました。直線は、馬と内ラチの間を割って凄くいい脚を使ってくれました。この厩舎の管理馬は段々と良くなっていくし、この馬もGⅠにいけるんじゃないでしょうか

 

エルフィンS1着 デアリングタクト 松山騎手

非常に強かったですね。初戦で切れる脚があるのは分かっていたので、その持ち味を生かすように努めました。リズム良く運べましたし、ラストはいい脚を使ってくれましたね。まだ余裕があったので、着差以上に強かったと思います

 

紅梅S1着 ヒルノマリブ 松山騎手

スタートが良くて、取りたいポジションを取れていい形で脚をためることができました。その分、最後いい脚を使ってくれましたね。落ち着いてくれればもっと良くなると思いますよ。

 

クイーンカップ1着 ミヤマザクラ 福永騎手

次の桜花賞に向けて、初めてマイルのレースを使いました。本当はためる形からどれだけ脚を使えるか見たかったのですが、予想以上にスタートが速かったために、流れ込むようなレースになってしまいました。あまり上手に乗れなかったですね。今日は純粋に馬の能力の高さで勝ってくれました。

 

各馬の前走コメントを見るとマルターズディオサ、エーポス、サンクテュエール、デアリングタクト、ミヤマザクラなどがいいと思いました。レシステンシアはトライアルらしいレースをしたようなので本番では巻き返しがありそうです。

 

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