2020年クイーンS 前走後の騎手コメントより勝ち馬を探す

レース展望
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レース終了後のコメントには騎手によって本音だったり、馬主や調教師向けだったり、当たり障りのないコメントだったり、いろいろあります。特に勝った時や惜しかったときなどのコメントは本音に近いので、次のレースの参考になります。そこで、レース後コメントより勝ち馬になりそうな馬を探してみたいと思います。

第68回クイーンSの、前走のレース後騎手コメントから勝ち馬になりそうな馬を探してみます。

クイーンS出走馬の前走のレース後の騎手コメント

レッドアネモス(マーメイドS8着)コメントなし

スカーレットカラー(ヴィクトリアマイル15着)石橋脩騎手 狭くなるところはあったけど、すぐに馬は落ち着いたし、ジワッと乗ったんだけどね。それが4角あたりでは反応がなく、ギアチェンジもしなくて……。難しい馬です。

ナルハヤ(マーメイド4着)藤田菜騎手 いつも通りゲートをしっかり出て、自分のリズムで先行できました。もうひと踏ん張りでしたが、自分のリズムで行けさえすれば粘り強いですね。厩舎サイドがしっかり仕上げてくださって、使う毎に調子が上がってきているのを感じました。

タガノアスワド(3勝クラス1着)西村淳騎手 このコースは合っていると感じました。いつも掛かるところがあるんですが、今日はマシでしたし、こういう馬場も味方してくれたんだと思います。

アロハリリー(福島牝馬S11着)コメントなし

カリビアンゴールド(巴賞3着)藤岡康騎手 最後まで渋太く脚を使ってくれました。いつもならもっと3~4角で手応え良く回ってくれるんですが、使って変わってくると思います

コントラチェック(ヴィクトリアマイル14着)武豊騎手 ゲートは出ましたが、トロワゼトワルが主張してきたので2番手から。その位置でもまったく掛かることはなかったですし、いい感じのレースはできましたが、あまりためは利かなかったかな……。マイルは短いかもしれないです。

フェアリーポルカ(福島牝馬S1着)和田竜騎手 いつも通り自分のリズムを大事にしました。外を回ると甘くなるので、道中は内めを捌ければと思っていました。勝負どころも内を突きましたが、力をつけて一瞬で動けるようになっていますし、うまく前も開きました。2走前くらいから瞬発力がついて成長しています。距離はこれくらいが合っていますね。

ビーチサンバ(ヴィクトリアマイル9着)福永騎手 スタートに尽きますね。今日は今までで一番暴れてしまいました。しばらくはおとなしいのですが、ゲートが開く少し前になると急に暴れ出して……。

リープフラウミルヒ(福島牝馬S11着)国分優騎手 折り合い面は問題なく、スムーズに走れていました。ただ、逆にもう少しハミを取ってほしかったところはありましたね。トモを何度か崩したりして、追走に苦労していたので馬場が影響したんだと思います素直で競馬はしっかりと走っていました。

モルフェオルフェ(福島牝馬S16着)コメントなし

オールフォーラヴ(京都金杯9着)コメントなし

サムシングジャスト(3勝クラス1着)松山騎手 枠も良かったですし、内で脚をためることができました。今日みたいなタフな馬場は得意で、馬群を割る力もある馬。直線では狭いところをしっかり抜けてくれました。今、本当に力をつけていますね

シャドウディーヴァ(エプソムカップ16着)コメントなし

各騎手のコメントを見ると、ナルハヤ、カリビアンゴールド、フェアリーポルカ、サムシングジャストが好印象を受けました。リープフラウミルヒは敗因がハッキリしているので巻き返しがあってもおかしくないと思います。

 

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