天皇賞秋の過去20年の成績を集計し、1着馬の馬データ、1着馬の前走成績、前走レース別成績、血統別(種牡馬)成績、配当一覧などを出してみました。
天皇賞秋の登録馬 馬データと前走成績
第164回天皇賞秋の登録馬ですが、今年も見ごたえのあるメンバーが登録してきましたね。今年で引退が決まった3冠馬のコントレイル、スプリントとマイルG1を勝ち、さらに2000mのG1も狙ってきたグランアレグリア、皐月賞馬のエフフォーリア、天皇賞春の覇者ワールドプレミアム、4連勝中のヒシイグアスなど。
天皇賞秋 過去20年の1着馬の馬データと前走成績
過去の勝ち馬を見ると、その時代に強かった馬が勝つ傾向にあるようです。種牡馬ではサンデーサイレンス系やキングマンボ系が強いです。ディープインパクト産駒はスピルバーグの1勝のみですが、その後の6年で2着が5回もあるので、特に問題はないと思います。過去の勝ち馬を見ると牡馬が勝てば種牡馬入りが決まるレースです。
レース間隔を見ると、近年では外厩施設の調教技術がかなり上がっているので、久々でも問題がないです。特にG1レースの出走が続いている馬はひと叩きは必要がないですね。
天皇賞秋 過去20年の前走レース別成績
前走レース別成績では毎日王冠や京都大賞典などの前哨を使った場合がいいですが、過去5年で見ると安田記念、宝塚記念、札幌記念、オールカマーの順で、毎日王冠は3着まででした。
天皇賞秋 過去20年の血統別(種牡馬)成績
種牡馬ではサンデーサイレンス系、キングマンボ系、ロベルト系の順でした。ディープインパクト系は2着7回と勝ちきれないケースが多いです。
天皇賞秋 過去20年の配当一覧
配当一覧を見ると、3連単10万馬券以上は6回、4桁配当は4回でした。1~3人気で決まったのは2008年の1回だけで、この時も3着ディープスカイと4着カンパニーの差はハナ差でした。ちょっとしたことで荒れる要素があるのが天皇賞秋。枠順次第で荒れる可能性はあります。
天皇賞秋 過去20年の人気別成績
人気別は1人気が10勝と人気通りの強さを示しています。また、1人気の性別を見ると、牝馬が9頭、牡馬が11頭とわずかに牡馬がリード。勝利数を見ると、牝馬4勝、牡馬6勝でした。2人気を見ると、牝馬3頭に牡馬17頭と牡馬が圧倒的に多いです。しかし、2人気の牝馬は3着以内を外していませんでした。
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